特別支援教育実習バズセッション報告①
10月から20名の学生たち(専攻科生、2年生)が順次、特別支援学校で
2週間の教育実習をさせていただいています。
特別支援教育実習は、幼稚園教育実習や保育実習と異なり、全員が
一斉に同じ時期に行くということはありません。
今回はすでに実習を終えて学校に戻ってきた9名で行ったバズセッションの
様子をご報告いたします。
実施後のレポートから![]()
バズセッションを通して、それぞれがどのような研究授業をして、
そこからどのような学びを得たのか、子どもとどんな関わりを
したのかなどを聞けて、新たな発見をすることができました。
共通していたことは、「こういうことを学べた」「楽しかった」「子どもが
かわいかった」など、ポジティブな意見でほぼ占められていたことです。
幼稚園実習や保育所実習の時は、「こんなことが辛かった」「大変だった」
という声が多かった気がするので、とても新鮮でした。
特別支援学校教諭という仕事は、それだけ魅力のある仕事なのだと
改めて実感し、実習に行くことができて本当に良かったと思いました。
実習中は緊張や葛藤なども感じることがありましたが、それ以上に
得たもの、学んだことが多かったということを今一度思い出すことが
できました。
それらを忘れずに、これからに活かしていきたいと思いました。
うれしかったことなどがよみがえってきました。
「こだわりのある子どもは、このクラスの中の人以外は興味を示さなくて、
初日はこの人誰?というような感じだった」という意見を聞いて、自分と
同じだと思いました。初めの頃はその子どもに声をかけても返事をして
くれなかったのですが、毎日少しずつ言葉かけをしていると、その子ども
から近づいてきて甘えてきたりしてくれて、とても嬉しく思ったことを思い出
しました。
みんなの話を聞いていて、子ども達の気持ちに寄り添うことが大切だと
感じました。また、それぞれの研究授業の内容も詳しく聞けて、どれも
とても楽しい授業内容だったので、このバズセッションを通していろいろな
情報やアイディアをもらうこともできました。


