【就職・進路】卒業生との懇談会(療育施設):保育者である卒業生が来学してくれました。
2021年11月22日(月)、専攻科幼児保育専攻「幼児保育キャリア演習Ⅲ」の授業で、専攻科生を対象にした「 先輩との懇談会(療育施設) 」を実施しました。
専攻科幼児保育専攻を修了し、現在「一般社団法人日本運動療育協会 スパーク」に就職した、キャリア2年目の先輩(卒業生)H.Mさんと、施設長の先生をお迎えして、療育についてのお話しを伺いました。
障がいのある子どもたちが自立した生活を送れるようになるために、スパークが取り入れている運動(あそび)療法について、動画を視聴しながら詳しく解説していただきました。
人との関わり(コミュニケーション)や日常生活に必要なスキル、自己肯定感を高めることや運動(遊び)療法の効果についても、現場でのお話を通して詳しく伺うことができました。
(H.Mさん)「毎日、子どもたちと全力で遊んでいます。そこから生まれる信頼関係、やってみようと思う気持ち、できないことができたときの喜び...など、ドキドキしながら楽しい日々です。」
学生の感想
・卒論の研究で何回か見学をさせていただきましたが、1日の流れを伺い、全体的な仕事の内容を知ることができ、改めて運動療法のすばらしさを感じました。
・「療育」を具体的な言葉で説明すると難しいと思っていましたが、先輩の丁寧な説明を聞いて、理解が深まりました。
・障がい児と1対1で集中的に関わることのできる児童発達支援センター等と、スパークを併用することで、子どもの発達や成長により良い効果があることを今回のお話しから知ることできました。
・障害のある子が、人との関わりや経験を積み重ねることにより、その子どもの可能性が広がり、子ども自身が伸び伸びと過ごすための療育の基本的な情報やスパーク運動療法について知ることができました。
・動画で実際の現場を見せていただき、子どもも職員も全力で取り組む姿が見られ、スパークに通ってくる子どもたちは、素晴らしい環境の中で毎日楽しく充実した生活を送っているだろうと感じました。