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2022年8月

2022年8月 1日 (月)

【図書館】企画展示2022年度第2回

タイトル:『多様性を受け入れる』

期間  :2022年8~11月

担当  :星美学園短期大学 准教授 大井美緒

現在日本では「多様性を受け入れる」動きが少しずつではありますが見られるようになってきました。これは、保育現場においても同じです。今回は保育現場において「多様性を受け入れる」がキーワードとしてあげられるであろう著書を2冊紹介させていただきます。

 

1冊は『子どもが対話する保育「サークルタイム」のすすめ』です。これは、子どもが対話する保育を実践している園の事例を取り上げた内容です。話し合いのテーマは様々で「遠足でどこに行くか」行き先を決める実践例もあれば、「どきどきって、どうやったらだいじょうぶになっていくのかな?」と答えのない問いについて自分の気持ちや思いなどを伝え合うという実践例も紹介されています。自分の考えを大きな声で言える子どももいれば、小さな声で話す子どもいます。もちろん発言をしない子どももいます。参加の仕方は様々です。当然ですが、子ども達一人ひとりの考えも様々です。このような多様な子どもの声を丁寧に聴き、尊重していくことが対話を行う上で重要とされています。

先日(7月22日)公開された映画『こどもかいぎ』の実践園の保育者の話も載っていますので、ぜひ、映画と共にこの本も読んでみてください。子どもの魅力をますます感じられることと思います。

 

もう一冊は『「インクルーシブな保育」導入のススメ 多様な子どもたちを受け入れるための心得』です。障がいの子どもと他の子どもとの関係を深めていけるような、そしてどの子どもも大切な存在として育てていく保育の実践を実現していくために必要なことが書かれています。「どの子どもにとっても楽しい園生活」「保育者にとっても多様な子どもがいることで保育が楽しくなる実践」を目指した保育について、事例も挙げながら書かれているので、とてもわかりやすく読みやすい1冊です。

 

どちらも保育のあり方の大切な要素が詰まっています。保育に携わる上で参考になる本です。

A

B

①『子どもが対話する保育「サークルタイム」のすすめ』大豆生田啓友 豪田トモ 著 小学館 2022年

②『「インクルーシブな保育」導入のススメ 多様な子どもたちを受け入れるための心得』若月芳浩 著 中央法規 2022年

【重要:20220801更新】新型コロナウイルス感染者の発生について

2022年7月31日(日)に、本学学生1名が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。

本学での濃厚接触認定者は、学生2名です。

感染した学生は、指定の期日まで療養となります。

また、濃厚接触者は、指定の期日まで自宅待機となります。

ご本人の早期の回復をお祈りするとともに、あらためて、感染拡大防止と安全で安心な教育環境に努めてまいります。

なお、感染した学生、および、ご家族の人権尊重と個人情報保護に関して、十分なご理解とご配慮をお願い申し上げます。


2022年8月1日

星美学園短期大学

2022年度 星美祭開催について

星美学園短期大学では、10月1日(土)・2日(日)に、学園祭を開催する予定で、星美祭実行委員を中心に準備を進めています。

例年、10月第2週に学園全体で行っていましたが、今年は、第1週に繰り上げ、短期大学のみの開催となります。

詳細は、9月に、本ブログにてお知らせいたしますので、しばらくお待ちください。

学生部

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幼稚園教諭・保育士・特別支援学校教諭の取得を目指す
星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College
幼児保育学科 / 専攻科幼児保育専攻
(2019年度から男女共学になりました)

https://www.c.seibi.ac.jp/

#学校見学  #オープンキャンパス
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