幼児保育学科2年生の「幼稚園教育実習」の授業が無事に終わりました。
入学した直後の教育実習ガイダンスからスタートし、5回の事前実習、そして1年生の
後期から本格的に始まった「幼稚園教育実習」の授業。
1年生の11月と2年生の6月の2度に渡る計4週間の本実習も無事終わり、
個人での事後指導面接や、バズセッション、『体験報告集』の作成、
実習日誌の振り返りなどの事後指導も無事に終え、7月下旬に最後の授業が
行われました。その授業の中で、2年生一人ひとりが2年間の自身の教育実習を
振り返り、まとめのレポートを提出しました。
レポートを読んでいると、学生一人ひとりが実習を通して大きく成長したことが実感されます。
その一部をご紹介いたします
実習をやる前は、「実習をやらないで免許が取れたら良いのに。」と
現実から逃げていたのですが、実際に、前期と後期の実習が終わってみて、
私が思っていたよりも出来ることが多かったり、また反対に出来なかったりと
予想外なことが多々あったので、やはり実習は大切だと思いました。
他の学校の実習生よりも、言葉遣いや日誌の書き方を学んでいた分、
動くことができたので、事前指導を受けていて良かったと思いました。(I.N.)
事前実習、日誌の書き方、春休み課題と、多くの課題があり、
本当に面倒くさいと思っていました。しかし、実習に行くと、やっておいて
よかったと思うことばかりでした。特に春休みの課題は後期実習で役立ち、
寝る時間ができました。どの課題もやった後にその理由が分かりました。
本当にありがとうございました。(O.K.)
幼稚園で教育実習を行う前に、星美の幼稚園で部分実習を
させていただいて、本当に良かったと思いました。それまでは全員で
行っていたので、緊張もあまりしませんでした。一人になってから、
とても緊張し不安でいっぱいでした。けれど、事前実習で行ったことを
活かし、日誌もいつの間にか素早く書くことが出来たので、自分で
「成長したな」と感じました。実習で、子ども達との関わりなど、保育者としての
視線で保育することができましたが、それ以外にも、社会に出てから役立つ事も
学べました。たくさんの事が得られたので良かったです。(O.A.)
入学する前は、実習はとても楽しいものだと思っていました。
でも実際はそんなに簡単なものではなくて、事前にすることが多くて、日誌も
毎日書くので、ただ楽しいという訳ではありませんでした。辛いことも
たくさんありましたし、後期が始まる前は本当に実習に行きたくないと
思っていました。けれども責任実習を行い、課題はたくさんありましたが、
自分にとってとっても良い経験をすることができて本当に良かったです。(K.N.)
授業で行ったことが全て実習で役立ちました。日誌の書き方はもちろん、
責任実習発表会で発表したり、皆の発表を見たり、ビデオを見たりして真似して
みようと話したり、とても濃い2年間の授業で、将来につながる大事な授業だと
思いました。(K.R.)
星美学園では、学園内の幼稚園で事前実習を行っており、実習に行く前に
少しでも学ぶことができ本当に良かったと思います。
実際に実習に行き、大変だったこと、困ったこと、泣きたくなったこと、
心が折れることがたくさんありましたが、その分学んだこともたくさんありました。
保育者という仕事は本当に難しいと感じましたが、とてもやりがいのある
仕事ということも分かりました。
これからも頑張っていきたいと思いました。とても良い実習になったと思います。(K.C.)
入学して、星美幼稚園に事前実習に行ってから、本当に時間が経つのが
あっという間で、もう少し、「あの時、こうしておけばよかった」などの後悔も
多々ありますが、その後悔をこの先あまりしないために、なるべく卒業までに
自分が出来ることをしていきたいです。
星美だから出来る事前指導は、本当に今思えばありがたいことで、
他の大学ではなく、この星美短大に入ることが出来て本当に良かったです。(S.A.)
幼稚園実習を終えて、保育者がどのような願いを持って保育をしているのかを
考えることの大切さを学ぶことができました。責任実習での指導案の作成では、
子どもの動きをたくさん予想することで、トラブルにも対応し、スムーズな保育を
していけることに気付くことができました。この実習で、事前の準備の大切さを
知ることができました。子どもの前に立つ時は、大きな動作でめりはりをつけて
動くことで、子どもが楽しく活動することができるということも学びました。(S.S.)
言葉遣い、日誌の書き方、お礼状の書き方、常識的なマナー、部分実習や
責任実習の発表会、どの授業もなくてはならないものだったと感じました。
評価は良いとは言えず、指導をして頂いた先生方には申し訳なく思いますが、
指導がなければ幼稚園免許が取れることはなかったと思います。
今までの指導、実習のできごとを忘れず、学んだことをこれからも活かしていきたいです。(T.R.)
2年間この授業を受け、幼稚園の先生という仕事がどれだけ大変なことなのか
ということを改めて考えられました。
そしてそれと同時に、とても意味のあるやりがいを感じることができる仕事だということも
感じました。子どもと関わることによって、普段の生活では気付くことが出来ない大切な
ことに気付くことが出来たり、子ども達から色々と教えてもらったりすることができるという
とても素晴らしい仕事だと改めて感じました。この授業を受けて、幼稚園の先生になりたい
という気持ちがとても強くなりました。(N.Y.)