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2014年1月 7日 (火)

図書館展示企画2013年度 第4回

タイトル: ちょっと変わった「しかけ絵本」~きれてる・ひろがる・さわる~

期 間: 2014年1月~3月

担 当: 幼児保育学科 准教授 田中直美

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「しかけ絵本」の種類も様々で、いろいろなしかけで、数え切れないほど出版されています。

今回はその中から、いくつかちょっと変わった絵本をご紹介します。

★きれてる★  

ご存じ『にじいろのさかな』の生みの親、マーカス・フィスターの作品に、『ミロとまほうのいし』(訳:谷川俊太郎 講談社 1998年)『ミロとしましまねずみ』(同 2001年)があります。

縦長の絵本を手にとって読み進めていくと、ちょうど物語の真ん中あたりで、ページが上下半分に切れている。そして上半分には「しあわせな おわり」と、下半分には「かなしい おわり」と書かれてある。それぞれを読み進めていくと別の結末があるという訳です。

「あのとき、ああしていれば…」と人生の分岐点を学ぶ。というのは大げさであるが、この本を幼稚園などで読むと、次の日に必ず年長の女児などは、さっそくオリジナルの「しあわせな おわり」と「かなしい おわり」を作り始めます。遊びへと発展する絵本でもあります。

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★ひろがる★  

『いのちのまつり ヌチヌグスージ』(作:草場一壽 絵:平安座資尚 サンマーク出版 2004年)と『いのちのまつり つながっている』(同 2007年)は、共に「いのち」をテーマにした絵本であるが、いのちのつながりを何段階かに広がっていくページで表しています。

子どもたちは、ページを広げて伸ばしていくたびに、「わー」っと歓声を上げて、視覚的にもスペース的にも、いのちがひろがっていくこと、つながっていることを実感する絵本です。

★さわる★    

最後に『てんじつきさわるえほん さわるめいろ』(村山純子 小学館 2013年)は、目の見えない人も見える人も楽しめる絵本です。

目をつぶって迷路の上の点をひたすら触ってゴールを目指す。ただそれだけのことであるが、普段、目や耳から大量情報が入ってくる中、一点、指先だけに神経を集中させ、そこから入ってくる点の情報だけを頼りにゴールを目指す。たどり着いた時に感慨はひとしおです。

人生、本当に必要な情報はただ一つなのかもしれない。そこに集中すればいいだけだということを教えてくれる本でもあります。Dscf0023

みなさんもぜひ展示会場でsign01ぜひ実際に手にとって確かめてみてくださいsign03

お待ちしていますhappy01note