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2014年5月30日 (金)

武田秀美先生が、実務教育優秀教員に!

 本学人間文化学科教授の武田秀美先生が、実務教育における教示内容と指導内容において、推薦の要件を満たし、全国大学実務教育協会より、実務教育優秀教員として表彰されました。武田先生は、日本の近・現代文学と、実務教育としては、「日本語の表現 a・b」、「病院実務の実際 」 、「病院医療演習」 などの授業を担当されています。

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 また、この度の表彰にあたり、『一般財団法人 全国大学実務教育協会 会報』の第11号に掲載された文章を、次に転載させていただきます。


実務教育と星美の「予防教育」― 実務教育優秀教員として表彰されて ―

 星美学園短期大学 人間文化学科教授 武田 秀美

 星美学園短期大学は、イタリアのサレジアンシスターズという修道会によって設立された教育機関の一つです。本学の特色は、創立者ドン・ボスコ(カトリックの聖人)の唱えた「予防教育法」の実践にあります。これは、青少年が、将来、社会や職場や人生において遭遇するかもしれない事態に、自ら対処し解決できる力を養い、「誠実な社会人」として生きるための教育法を意味しています。

 そして、本学の私が所属する人間文化学科では、この「予防教育法」を基に、学びと指導の四つの柱として「学びの力・仕事の力・暮らしの力・人とつながる心」を掲げ、学生の皆さんがこれらの力と心を身に付けることを目標とする教育を進めさせていただき、現在にいたりました。

 また、最近の就職状況の実態から、「情報処理士」「上級情報処理士」や、医療事務関係資格などの、就職に有利な各種の資格が取得できるカリキュラムの充実化を図り、いわゆるキャリア教育を推進してまいりました。

 私が担当している実務教育に関わる科目は、「日本語の表現a・b」、「病院実務の実際」、「キャリア総合演習Ⅰ・Ⅱ」(学科教員・キャリアセンター担当)などです。実務教育の充実と向上のために、特に心がけているのは、基礎学力テストや授業毎に提出させるリアクションペーパーにより個々の学生の能力と習得の実態を掌握して、次回の授業で一人一人の実務能力を確実に育成できる教材の作成と授業展開の工夫などです。

 例えば、「日本語の表現a・b」では、作業のフローチャートや箱書シートを活用し、実務で要求される明晰な文章や小論文をまとめるためのロジカルシンキングの力を育成しています。さらに、実務におけるビジネス文書や資料・レジュメの作成、相手や場面や状況に応じた電話応対や、接遇マナーのロールプレイングなども、「予防教育法」を前提に、危機管理意識をもって、対人関係調整能力を育てる指導の工夫を行ってまいりました。

 この度の表彰は、本学関係者の皆様の温かい支援のお陰であり、全国大学実務教育協会の方々のご高配の賜と、心から感謝申しあげる次第でございます。今後とも、微力ながら、本学の「予防教育法」に基づいた実務教育の充実のために努力を続ける所存でございます。