専攻科生 「保育実習指導ⅡⅢ」特別授業が行われました
12月18日、1月8日に専攻科生の授業「保育実習指導ⅡⅢ」で、
オンライン特別講義「現場に出てこそ保育所保育指針」が行われました。
保育士資格と「保育所保育指針」は切っても切れない重要なもの。
ところが実際は
何となく難しそう、
文章から保育がイメージしにくい、
と感じられる学生も多くいます。
今回、ゲストティーチャーとして、
NPO法人 こども発達実践協議会代表理事
日本保育士研修センター講師であり、
実際に認可保育園の園長として現場に立たれている
河合清美先生が講義をしてくださいました。
1回目の講義では、先生が作られた「保育所保育指針」のファイルを学生は手元で見ながら、
先生の質問にチャットで答えながら、
「保育所保育指針」の押さえておきたいポイントを学びました。
そして、保育実習の時に「いいな」と思った保育士のエピソードをレポートし、
全員のレポートを全員で投票。
2回目の講義では、投票結果が上位のエピソードについて、
先生が「保育所保育指針」を使って解説をしてくださいました。
学生たちは自分たちが経験した実習が、
どのように「保育所保育指針」と結びついているのか、
多くの事例から学ぶことができました。
【学生の感想】
専攻科 Nさん
この2回の講義を受けるまでは、「保育所保育指針」は教科書のような堅苦しいものというイメージや全文覚えなければいけないものというイメージがありました。
しかし、河合清美先生の講義を受けて、「保育所保育指針」は自分の保育の考えが偏らないようにしたり、自分の保育が間違った方向に行かないようにするための助けになるものと学びました。
また、「保育所保育指針」は保育の計画を立てる際に必要なものだと思っていましたが、保育が上手くいった時、上手くいかなかった時、先輩保育士の姿を見ていいと思った時などの保育を行った後に見て振り返りができる点も面白いと思いました。
「保育所保育指針」を身近に感じることで、就職した際に、自分の味方にもなり、保育を楽しくするものにもなり、子どもの成長を感じるものにもなるとても大切なものだと思いました。
専攻科 Nさん
私は将来、特別支援学校教諭になることを目指しています。
対象は小学生〜高校生の子どもですが、「保育所保育指針」の内容は、全ての子どもの教育と養護において大切なことだと思うので、子ども一人ひとりの個性を大切にするということ、受容的・応答的な関わりをすること、主体性を大切にすること、人と関わる楽しさや自己肯定感を味わえるようにすることなどを心がけていきたいです。
子どもとの関わりに迷ったら、「保育所保育指針」を見返して子どもの最善の利益を考慮した教育と養護を行っていきたいです。
幼稚園教諭・保育士・特別支援学校教諭の取得を目指す
星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College
幼児保育学科
専攻科幼児保育専攻