専攻科生 保育実習Ⅱ(保育所)に行ってきました②
コロナ禍に始まったこの専攻科生の3回の保育実習…。
なかなか現場に出ることができませんでしたが、
保育所の皆様のご協力のもと、
多くの専攻科生が9月に保育所での実習を終了しました。
現在実習待機中の学生も、すべて現場での実習を予定しています。
《保育実習Ⅱ(保育所) 学生の感想より~実習の様子》
実習課題に挙げていた、養護と教育が一体となって行われる保育や、
生活や遊びを通して行われる保育について学び、
実習中に実践することができました。
3歳クラスの遊びの時間、
子どもたちがおままごとをして遊んでいる時、
食べ物屋さんになりきっている子どもがいました。
私は、近くにいた子どもに、
「食べ物屋さんまでおつかいしてくれますか?」と声を掛け
「りんごを3つとバナナを2つ、合わせて5つお願いします」と頼み、
様子を見守りました。
子どもは食べ物屋さんの子どもに注文を伝え、
食べ物屋さんの子どもも友達と数を確認して、
子ども達はおままごとをしながら
数に触れることができたように感じました。
※写真はイメージです
この関わりをしようと思ったのも、
保育士が遊びの中で、足し算や文字の練習を促す様子を
実際に実習中に見ることができたからです。
子どもは、早くて朝の7時半から、
遅いと夜の7時過ぎまでの時間を保育園の中で過ごします。
安心して生活を送ることができるように保育士に甘えたり、
居場所を求めたりする子どもの姿を受け止めながら、
集団で過ごすときのルールを身に付け、
小学校に向けた文字や数へ興味を持てるように環境を構成し、
適切な言葉掛けをすることが保育士には求められるのだと学びました。
私もそのような保育ができる保育士になれるよう、
今回の実習での経験や発見、学びを活かして
勉学と保育の引き出し作りに励みます。
(専攻科 Tさん)
幼稚園教諭・保育士・特別支援学校教諭の取得を目指す
星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College
幼児保育学科 / 専攻科幼児保育専攻
https://www.seibi.ac.jp/college/
(2019年度から男女共学になりました)