1年生 幼稚園教育実習:1年間を振り返って
4月にスタートした1年生の学生生活も、早いもので、そろそろ終わりに近づいています。「幼稚園教育実習【前期】」の事後指導の授業も全て終了しました。最後の授業ではこの実習を通して1年間を振り返って、感じたこと、考えたことなどをレポートにまとめ提出しました。入学当初から、事前実習や授業での課題など、たくさんの準備をコツコツと重ね、努力してきた学生達も、11月の実習を終えて最初の大きな山を越えることができました。この1年間を振り返った学生達の声をいくつか紹介いたします。
今回の実習を終えて、自分で不安だった事が少し消え、自信がついたことが大きかったです。初めての事や慣れない環境でとても緊張していたのですが、自分らしく子ども達と接した結果、幼稚園の先生方から良い評価をいただいたので、本当に嬉しかったです。しかし、ここで満足せず、もっと上を目指して頑張っていこうと思いました。子ども達と関わる時間は本当に楽しく、あっという間で、この実習を通して「保育者になりたい」という気持ちがより強くなりました。(I. S.)
この実習でまだまだ努力すべきことが分かり、今後の課題が見つかったことで頑張ろうという気持ちになりました。今年の6月には最後の幼稚園教育実習があるので、自分の力を十分に出せるように、また出しきれるように今からしっかりと努力して、来年の今頃は笑顔で過ごしていることができるように頑張ります。(O. M.)
幼稚園教育実習に行く前までは、「子どもが好きだから」、「身体を動かすことが好きだから」、「私が幼稚園児だった頃の担任の先生のようになりたいから」と、実際の保育者の仕事内容はしっかりと分からないままに、ただ想像しているだけでした。実習で実際に保育現場に行き、先生方の仕事ぶりを見て、「保育者は子どもが好きなだけでは足りない」と改めて思いました。たくさんの命を預かり、その命の幼少期を育てるという、とても重要な存在だと知り、甘い気持ちで保育の勉強をしてはいけないと思いました。これからさらに夢に向かって頑張ろうと思います。(O. H.)
実習日誌を見返すと、先生方からの温かいお言葉が胸にしみ、うとうとしながら書いていたことや、翌日への緊張感などが鮮明に思い出されます。添削で赤い文字がたくさんありますが、その一つひとつが私の努力の証であり、この日誌は一生の宝物だと思います。後期の実習でも、終わった後に同じように思えるように、いっそうの努力をしていきたいと思います。(K. H.)
入学してからもうすぐ一年が経ちますが、幼稚園教育実習を行ってから保育の難しさをとても感じました。指導計画を立てても計画通りには進まず、臨機応変に行動しなくてはならないことを学びました。しかし、子ども達と関わることの楽しさもそれ以上に感じることができ、もっと素敵な保育者になりたいと思いました。また、短大で学ぶ授業すべてに、無意味なものはなく、実習中に、「多くのことを学校で学んでおいて良かった」と安心できた部分もありました。これからもたくさんのことを学び、吸収して、次回の責任実習や特別支援学校での教育実習で頑張りたいと思います。(S. M)