専攻科 保育実習Ⅲ(児童館)報告「この先、関わっていく子どもや保護者に、児童館の良さを広めていきたい」
専攻科生の保育実習Ⅲ(児童館)が、無事終了しました。
今回、児童館での実習を選択した学生はかなり少なかったのですが、
貴重な実習での体験を深く掘り下げて考察した報告が届きました。
児童館実習の報告をご紹介します
「この先、関わっていく子どもや保護者に、児童館の良さを広めていきたい」
専攻科 M.Sさん
学生最後の実習にして、初めての児童館という施設の実習で、初めは緊張や戸惑いもありました。しかし、職員の方の温かいご指導のおかげで、徐々に不安もなくなり、様々な経験させていただきながら12日間を終えることができました。
初日を含め、毎日のように行われた読み聞かせやふれあい遊びなどの部分実習は、日ごとに内容も対象の年齢も変わり、辛いと感じた時もありましたが、振り返ってみると、回数を重ねるごとに、堂々と自信を持ってできるようになっていきました。
経験を積み重ねていくことが保育者の成長としての1番の近道なのだということを感じました。
また、児童館は乳幼児から18歳まで幅広い年齢の子どもが利用できる施設であり、その日の利用者の状況に合わせて臨機応変に対応しなくてはなりません。
日々違った内容の部分実習を経験できたことで、どんな年齢の子どもにも柔軟に接する児童館の職員の方の凄さを身に沁みて実感できました。
児童館は子どもの遊ぶ場所としての役割だけでなく、保護者が安心できる場所であることも非常に重要だと感じました。
自分自身、今回の実習で感じていた不安や辛さを、家族や友達にはあまり相談できずため込んでしまっていましたが、巡回に来ていただいた先生に話したことで、自分の中にあったモヤモヤとした気持ちが軽くなり、誰かに話すことでいかに楽になるかということを実感しました。
保護者の方が感じる子育てへの不安は、実習の不安とは比べられないくらい大きなものだと思います。
そのような気持ちを、児童館職員や周りの保護者と相談したり共有したりすることは保護者にとってとても支えとなるのではないかと感じ、「地域の子育てを支える」ということは子育てをしている人の、繋がりの場所を提供することでもあるのではないかと感じました。
今までの実習とは異なる12日間でしたが、この12日間で得られた学びは今後の保育者・教育者として、とても貴重なものとなりました。そして、この先関わっていく子どもや保護者に、児童館という施設の良さを広めていきたいと思いました。
※写真はイメージです
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