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2023年2月

2023年2月20日 (月)

日伊総合研究所2023年2月27日研究会開催報告

2023年2月27日(月)日伊総合研究所研究会を開催いたしました。

研究発表プログラムと、写真は、当日の様子となります。

開会の挨拶

日伊総合研究所 所長 遠藤 愛

発表1
自閉スペクトラム症児のコミュニケーション支援プログラムの開発
ー持続的なモニターによる他者の視覚的注意の概念的理解の促進ー
渡邉 孝継(本学専任講師)

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発表2 
主体的な劇表現の獲得のための指導に関する研究
―脚本から本番へ向けての表現の変容を中心に―
打越 みゆき(本学教授)
共同研究者 二木 秀幸(本学講師)

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発表3 ※オンデマンド参加
イタリアのフルインクルーシブ教育の理念と2020-2021 年度の動向について
大内 進(本学講師、本学研究所客員研究員)

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発表4 
合理的な特別支援教育体制を進展させるための学校教育のあり方
ー中学校・高等学校段階の発達障がいのある青年への学校教育上の特別な教育支援のあり方についての考察ー
服部 純一(本学研究所客員研究員)

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企画発表
研究倫理と倫理審査の手続き・注意点について
遠藤 愛(日伊総合研究所 所長,本学准教授)

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閉会の挨拶
学長/日伊総合研究所委員長 阿部 健一


参加者アンケート(抜粋)

◆教育実践研究のまとめ方、インクルーシブ教育について大変勉強になりました。

◆支援する立場としてどんな場面でも、言葉や接し方には、コミュニケーション能力がとても重要だとあらためて感じました。

◆学生の主体的な表現を引き出すには、メンタルの成長や変化を促す指導が大切であることを再認識しました。


星美学園短期大学日伊総合研究所
https://www.seibi.ac.jp/college/ist/

★公開講座

2023年2月18日 (土)

2年生 保育実習Ⅰ(保育所)が終わりました!!

短期大学卒業と同時に保育士の資格を取るため必要な3回の保育実習。

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星美学園短期大学では下記の通り、実習を行っています。

2年生の2月…保育所

専攻科の6月…児童養護施設等の施設

専攻科の9月…保育所または児童館等の施設(選択)

昨年2月の保育実習は、新型コロナの感染第6波で大変難しい状況のなか、

長期に日程がずれながら実習をしましたが、

今年の2月の保育実習は予定通り2月1日に実習を開始でき、

ほとんどの学生が予定通り実習を終えることができました。

今回は、珍しく実習期間中に雪が降り、

子どもたちと雪遊びをした学生もいたようです。

保育現場の皆様、このような状況のなか実習生を受け入れてくださり、

本当にありがとうございました。

今回はその保育実習の終了報告をご紹介しますsnow


【保育実習Ⅰ(保育所) 終了報告】2年生Kさん

とても温かい環境の中で実習をさせていただくことができました。

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クラスの先生がそれぞれの支え方をしてくださりました。

実習日誌の指導者所見部分で、枠からはみ出るほど子どもへのかかわりで先生が意識していることや行なっていることを書いてくださる先生や、

保育中に私がどのような行動をとれば良いかわからなかったときに「こういう時はこうしてほしいです」とポイントと共にわかりやすく優しく教えてくださる先生、

保育中に私が子どもへ働きかけたことについて「ありがとう」とその場で伝えてくれたり、「無理しないでね」と声をかけてくださる先生たちに見守られ、楽しく実習を行うことができました。

自分自身が幼稚園を卒園していて保育園のイメージがあまり湧かなかったのですが、実際に実習を行ってみて、一人ひとりの子どもと生活を共にする保育がとても良いと思いました。

特に給食から午睡までの時間に、一人ひとりの子どものペースで食べ終わったらうがいをして、トイレに行って、着替えをして、午睡の準備を自分で行い、順次眠りにつくという流れに最初は驚きましたが、「子どもの自立」という部分に気がつきました。

その日の気分や気持ちにより、着替えや午睡の準備がなかなか進まない子どももいましたが、少しお手伝いをして見守るという援助を行い、自分でできることは自分でやってみるといった自立の心を促すことができたと思っています。


【保育実習Ⅰ(保育所) 終了報告】2年生Yさん

保育実習を通して、初めて乳児と関わり、乳児保育の難しさを実感しました。

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特に、0歳児クラスと1歳児クラスの子どもは言葉でのやり取りが難しく、子どもの気持ちや伝えたいことを汲み取って代弁することの困難さを感じました。

子どもの気持ちに共感し、受容することが大切だと実際の現場を見て学ぶことができました。

また、幼児との関わりでは、子ども一人ひとりに合わせて臨機応変に対応することが大切だと学びました。

4歳児の部分実習で「紙コップけん玉」の製作をした時に、子どもに合わせた臨機応変な対応が大切だと特に感じました。

絵を描くことが苦手な子どもでも楽しく装飾できるように型抜き紙を用意したり、装飾に時間をかけたい子どもには別の席を用意したりして、子どもの気持ちを尊重した対応をするよう心掛けました。

子ども一人ひとりに合わせた対応をすることで、活動に意欲的に取り組むことができ、子ども主体の保育へと繋がっていくのではないかと考えました。

今回の保育実習を通して、乳児との関わり方やさまざまな場面での子どもへの言葉掛けの仕方等について更に学びたいと感じたため、研究を深めていきたいです。

また、さまざまな年齢の子どもと関わり、保育の楽しさや面白さを感じたため、ボランティアやアルバイトを通して子どもと関わる経験を積んでいきたいと感じました

(写真はすべてイメージです)


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2023年2月13日 (月)

【学長からのメッセージ2023.2】「まあ、いいか」について(役割編)

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星美学園短期大学 学長 阿部健一


 「まあ、いいか」の役割とは、なんでしょうか?

 何かの原因で、はからずも、「負の自分(心)」(怒り、失望、悲嘆、憎悪、落胆・・・などに染まってしまった自分)になってしまったときに、その「負の自分(心)」を切り替えて、「本来の自分(心)」を取り戻すことだと思います。

 場合によっては、そう簡単に、「まあ、いいか」と切り替えることなどできないかもしれません。しかし、それでも、誰のためでもない「自分のために」、切り替えるよう努めるべきだと思います。もしも、「負の自分(心)」のままで人生の最後迎えるとしたら、何のための人生だったのか・・・とても悲しいことだと思います。

 「負の自分(心)」を切り替えることは、物事を正しく捉え、正しく判断することにも繋がります。IQの高い人が、物事を正しく捉え、正しく判断できる人ではありません(言うまでもないことですが・・・)。物事を正しく捉え、正しく判断できる人は、まず、自分のことを考えに入れない人です。そして、「負の自分(心)」を生きていない人です。「負の自分(心)」は、物事を見る目を歪め、判断を歪めてしまいます。できるだけ「間違いのない人生の道」を歩むためにも、「負の自分(心)」を「いつもの自分(心)」に切り替えることが必要だと思います。

 「まあ、いいか」という転轍機(ポイント)のレバーをいつも握りながら、注意深く「負の自分(心)」を「いつもの自分(心)」に切り替えながら、人生を歩んでいけたらと思います。


 【関連記事】 学長が語る 障がい児保育 第1回~第8回(最終回)


https://www.c.seibi.ac.jp/

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