短期大学卒業と同時に保育士の資格を取るため必要な3回の保育実習。
星美学園短期大学では下記の通り、実習を行っています。
2年生の2月…保育所
専攻科の6月…児童養護施設等の施設
専攻科の9月…保育所または児童館等の施設(選択)
昨年2月の保育実習は、新型コロナの感染第6波で大変難しい状況のなか、
長期に日程がずれながら実習をしましたが、
今年の2月の保育実習は予定通り2月1日に実習を開始でき、
ほとんどの学生が予定通り実習を終えることができました。
今回は、珍しく実習期間中に雪が降り、
子どもたちと雪遊びをした学生もいたようです。
保育現場の皆様、このような状況のなか実習生を受け入れてくださり、
本当にありがとうございました。
今回はその保育実習の終了報告をご紹介します
【保育実習Ⅰ(保育所) 終了報告】2年生Kさん
とても温かい環境の中で実習をさせていただくことができました。
クラスの先生がそれぞれの支え方をしてくださりました。
実習日誌の指導者所見部分で、枠からはみ出るほど子どもへのかかわりで先生が意識していることや行なっていることを書いてくださる先生や、
保育中に私がどのような行動をとれば良いかわからなかったときに「こういう時はこうしてほしいです」とポイントと共にわかりやすく優しく教えてくださる先生、
保育中に私が子どもへ働きかけたことについて「ありがとう」とその場で伝えてくれたり、「無理しないでね」と声をかけてくださる先生たちに見守られ、楽しく実習を行うことができました。
自分自身が幼稚園を卒園していて保育園のイメージがあまり湧かなかったのですが、実際に実習を行ってみて、一人ひとりの子どもと生活を共にする保育がとても良いと思いました。
特に給食から午睡までの時間に、一人ひとりの子どものペースで食べ終わったらうがいをして、トイレに行って、着替えをして、午睡の準備を自分で行い、順次眠りにつくという流れに最初は驚きましたが、「子どもの自立」という部分に気がつきました。
その日の気分や気持ちにより、着替えや午睡の準備がなかなか進まない子どももいましたが、少しお手伝いをして見守るという援助を行い、自分でできることは自分でやってみるといった自立の心を促すことができたと思っています。
【保育実習Ⅰ(保育所) 終了報告】2年生Yさん
保育実習を通して、初めて乳児と関わり、乳児保育の難しさを実感しました。
特に、0歳児クラスと1歳児クラスの子どもは言葉でのやり取りが難しく、子どもの気持ちや伝えたいことを汲み取って代弁することの困難さを感じました。
子どもの気持ちに共感し、受容することが大切だと実際の現場を見て学ぶことができました。
また、幼児との関わりでは、子ども一人ひとりに合わせて臨機応変に対応することが大切だと学びました。
4歳児の部分実習で「紙コップけん玉」の製作をした時に、子どもに合わせた臨機応変な対応が大切だと特に感じました。
絵を描くことが苦手な子どもでも楽しく装飾できるように型抜き紙を用意したり、装飾に時間をかけたい子どもには別の席を用意したりして、子どもの気持ちを尊重した対応をするよう心掛けました。
子ども一人ひとりに合わせた対応をすることで、活動に意欲的に取り組むことができ、子ども主体の保育へと繋がっていくのではないかと考えました。
今回の保育実習を通して、乳児との関わり方やさまざまな場面での子どもへの言葉掛けの仕方等について更に学びたいと感じたため、研究を深めていきたいです。
また、さまざまな年齢の子どもと関わり、保育の楽しさや面白さを感じたため、ボランティアやアルバイトを通して子どもと関わる経験を積んでいきたいと感じました。
(写真はすべてイメージです)
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