【学長からのメッセージ2023.2】「まあ、いいか」について(役割編)
星美学園短期大学 学長 阿部健一
「まあ、いいか」の役割とは、なんでしょうか?
何かの原因で、はからずも、「負の自分(心)」(怒り、失望、悲嘆、憎悪、落胆・・・などに染まってしまった自分)になってしまったときに、その「負の自分(心)」を切り替えて、「本来の自分(心)」を取り戻すことだと思います。
場合によっては、そう簡単に、「まあ、いいか」と切り替えることなどできないかもしれません。しかし、それでも、誰のためでもない「自分のために」、切り替えるよう努めるべきだと思います。もしも、「負の自分(心)」のままで人生の最後迎えるとしたら、何のための人生だったのか・・・とても悲しいことだと思います。
「負の自分(心)」を切り替えることは、物事を正しく捉え、正しく判断することにも繋がります。IQの高い人が、物事を正しく捉え、正しく判断できる人ではありません(言うまでもないことですが・・・)。物事を正しく捉え、正しく判断できる人は、まず、自分のことを考えに入れない人です。そして、「負の自分(心)」を生きていない人です。「負の自分(心)」は、物事を見る目を歪め、判断を歪めてしまいます。できるだけ「間違いのない人生の道」を歩むためにも、「負の自分(心)」を「いつもの自分(心)」に切り替えることが必要だと思います。
「まあ、いいか」という転轍機(ポイント)のレバーをいつも握りながら、注意深く「負の自分(心)」を「いつもの自分(心)」に切り替えながら、人生を歩んでいけたらと思います。
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