« 【公開講座】2024年度イタリア語講座 チラシ送付を開始いたしました | メイン | 令和5年度卒業式・修了式を挙行しました »

2024年3月 6日 (水)

【学長からのメッセージ2024.3】「スマイルは、目で伝わる」

 Cuo_5148_2
星美学園短期大学 学長 阿部健一


「スマイルは、目で伝わる」 

Q区の保育園の巡回相談(月2回程度)を頼まれて、30年余りになります。

当初は、ギリギリ30代だったので、園児たちは、私のことを「おにいさん」と呼んでくれました。もっとも、中には、「おじさん」と呼ぶ不届き者もおりましたが・・・。

50代に入ると「おじさん」が、闊歩するようになりました。

が、60代に入っても、依然として「おじさん」(「おじいちゃん」ではなく)が頑張っていたので、「自分、見た目、案外若めかも?」などと調子に乗っておりました。

が、それも束の間、今や、木枯らしの吹く70歳半ば、さすがに「おじさん」と呼んでくれる園児は、誰一人、いなくなりました。諸行無常。

100%「おじいちゃん」と呼ばれる自分に、一日も早く、慣れ親しまなければ・・・と想いを馳せる、今日この頃であります。

・・・というのは、余談で・・・。

 

コロナ禍で、みなさん、マスクをするようになりました。

当然、保育園でも、保育士全員マスクでした(多くの園では、今も)。

保育士の表情が見えないので、子どもたちに何か問題が生じないか・・・ということも、ささやかれました。

実は、私も、マスクを付けた顔で、子どもとのラポール(親愛関係)が築けるか不安でした。と言うのは、ラポール形成のスーパー必殺技は、「スマイル」だからです。

「スマイル」は、「微笑み」とは違います。「微笑み」は、内向きな、慎ましやかな笑顔ですが、「スマイル」は、外向きの、「ごきげんよう」という、元気いっぱいの笑顔です。つまり、「スマイル」は、相手へのメッセージなのです。

どんなメッセージか?

「ぼくは、君を大切に思っているよ。だから仲良くなろうね」というメッセージです。

「スマイル」によって、このメッセージが、子どもの心に、瞬間的に伝わります。その結果、会った瞬間、友達になれるのです。

 

マスクで顔が隠れていても「スマイル」が伝わるだろうか?・・・無理だろうな・・・というのが、私の当初の思いでした。でも、それは全くの杞憂でした。マスクをしたままでも、全く問題なしでした。「スマイル」は、全く問題なく、子どもたちに伝わりました。

「スマイル」の発信地は、「口角」ではなく(マスクで隠れているのですから)、「目」なのです。

たとえマスクをしていようが、「スマイル」全開の時の「目」の力が、「ぼくは、君を大切に思っているよ。だから仲良くなろうね」というメッセージを、ちゃんと子どもに伝えるのです。

コロナのマスクが、私に、そのことを教えてくれました。


【関連記事】 学長が語る 障がい児保育 第1回~第8回(最終回)


https://www.c.seibi.ac.jp/

星美学園短期大学 【ブログ】学長からのメッセージ


幼稚園教諭・保育士・特別支援学校教諭の取得を目指す

@seibigakuen 
@seibi‗college 
@SEIBI_college


YouTube: 【高校生・受験生】学長メッセージ② ~星