学長メッセージ・特別編「学長講話:中編」
今回の学長メッセージは、学長メッセージ特別編として、7月22日(月)に行われた「学長講話」の内容を前・中・後編として、まとめましたので、ぜひご一読ください。
お待たせしました!中編です。
本日配布しました「しおり 2.聖書朗読(コロサイ人への手紙 3章12-17節)」コロサイの信徒への手紙 本文2行目です。
「憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身につけなさい。」とあります。
「身につけなさい」と言う言葉に注意してください。「~しなさい」とは言っていませんね。
その3行下、同じく「愛を身につけなさい」と言っています。
その2行下、「キリストの平和があなた方の心を支配するように」とあります。「キリストの平和が、あなたの心を支配するように」と言っています。行いではなく、心の問題なのです。
その3行下、「キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい」とあります。「あなたの内に豊かに宿るようにしなさい」と言ってます。宿ることが問題なのです。
つまり、聖書の言葉は、「行い」のことではなく、行いを創り出す源にある、その人の「心」のあり方について語っています。
では、その「心のあり方」とは何か?それは、キリスト教では、「愛」ということになります。
2年生、専攻科生のみなさんの中には、「どんな立派な行いをしても、そこに「愛」がなければ虚しい」という聖書の言葉が頭に浮かんだ人がいるかもしれませんし、また、専攻科生の中には、「何をしたかではなく、そこにどれだけ愛を込めたかが大事です」というマザー・テレサの言葉が浮かんだ人がいるかもしれません。
先ほど、電車で、喜んでおじいさんに席を譲る人と、優先席なので仕方なく、いやいや席を譲る人の話をしましたが、席を譲るという行いは同じでも、心に愛があるか否かが、決定的に重要だということです。
さて、ここから話の核心になります。
が、この続きは後編で
・・・ to be continued
星美学園短期大学 学長メッセージ