本学では、教育実習に行く前に、「事前実習」が実施されます。
9月12日は、同じ敷地内にある星美学園幼稚園で1年生の「一日参加実習」が行われましたので、その様子をお伝えいたします。
一日参加実習は、11月の本実習で実習生としてどのような一日を過ごすのか、実際に星美学園幼稚園のクラスに入り、帰宅後にその日の日誌を仕上げることで、事前に体験することを目的にしています。
参加実習として、子ども達に自分からすすんで関われるでしょうか。
昼食も子ども達と一緒にいただきました。
子ども達の降園後には、安全を確認しつつ、掃除や片付けをします。
実習の最後には、現場の先生方からご助言をいただきました。
テキストや映像だけでは分からない、たくさんのことを学ぶことが出来ましたね。
ぜひ、11月の本実習に活かしていきましょう。
幼稚園教諭・保育士・特別支援学校教諭の取得を目指す
星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College
幼児保育学科
専攻科幼児保育専攻
9月10日(火)に1年生が「学外研修」に行ってきましたので、ご報告いたします。
当日は天候に恵まれ、バスに乗って元気に出発しました。
まず向かった場所は、「富士の聖母」です。
次に、本学ゆかりの地でもある「山中修道院」を訪れました。
お祈りをささげて
修道院内の「ルルドの聖母像」の前で、集合写真を撮りました。最高の笑顔ですね
そして、ホテルのレストランで昼食をとりました。
最後に「山梨県リニア見学センター」を見学しました。
この研修で、仲間との絆が深まりました。
これからの学生生活を通して、仲間と共に成長できる保育者に育ってほしいと思います。
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星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College
幼児保育学科
専攻科幼児保育専攻
星美学園短期大学では、災害発生時の円滑な対応・連携のため、毎年教職員を対象とした防災訓練を実施しています。
2024年度は、2024年9月4日(水)に、短大校舎4階リトミック室において、赤羽台消防署員による講習を受け、担架、車椅子、および骨折時の固定、キズの止血などの応急処置に使用する三角巾を用いた体験訓練を実施しました。
はじめに、担架の取り扱いについての説明および体験を受けました。
次に、赤羽台消防署員の方による、車椅子への乗せ方について説明を受けました。
最後に、頭のケガの止血、膝の止血、腕の固定などの応急処置に使用する三角巾の使用についての説明を受け、その後実際に体験しました。
学校法人星美学園での防災体制の整備については、こちら
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星美学園短期大学 学長 阿部健一
「やまゆりの思い出」
私の記憶の中にある最初の花の思い出は、母が作った小さな花壇です。
3歳の頃、両親が住み込みで働いていた日暮里から谷中の小さな家に引っ越しました。(リヤカーに、私と布団とアイロンを乗せて、父が前になり、母が後になって、寛永寺坂をゆっくりと登っていく夕暮れの情景は、なぜか切ない思い出として残っています。)
その家は、六畳の和室と三畳の土間だけの、路地奥の小さな家でしたが、裏には日当たりのよい小さな空き地がありました。そこに、母が小さな花壇を造ったのです。そこに咲いた花たちを見たとき、うれしさで一杯になりました。それが、私の人生の、最初の花の思い出です。
私の人生の中で、最強の花の思い出は、祖母が摘んだやまゆりです。理由は、そのやまゆりが、祖母の、健ちゃん(私)への愛情そのものだったからです。
父の実家が秋田の山間にある農家で、私は、小学生のころから大学生の頃まで、夏休みの何日かを父の実家で過ごしました。
私が訪れるたび、祖母は、一本の大きなやまゆりをガラスの花瓶に飾ってくれました。そのやまゆりは、日当たりのよい山道の端に、毎年、大輪の花を咲かせていました。それを、祖母が、私のために摘んできてくれるのです。
が、実は、その立派なやまゆりが、私は、大の苦手でした。その香りが、私には、キツすぎたのです。
「飾ってほしくないな」
これが正直な思いでしたが、そんなこと祖母には言えませんでした。
「健ちゃんは、お花が大好きだ。あの立派なやまゆりを飾ってあげたら、健ちゃんは、きっとよろこんでくれるに違いない」
もう、そう信じきって、私のために飾ってくれるのですから。
あのやまゆりは、今、どうしているのでしょうか。今も、健ちゃんのために自分を摘みに来る“ばっぱ”を、夏の日差しの中で、待っているのでしょうか。
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