2024年9月 7日 (土)

2024年度 教職員対象防災訓練を実施いたしました

星美学園短期大学では、災害発生時の円滑な対応・連携のため、毎年教職員を対象とした防災訓練を実施しています。

2024年度は、2024年9月4日(水)に、短大校舎4階リトミック室において、赤羽台消防署員による講習を受け、担架、車椅子、および骨折時の固定、キズの止血などの応急処置に使用する三角巾を用いた体験訓練を実施しました。

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はじめに、担架の取り扱いについての説明および体験を受けました。

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次に、赤羽台消防署員の方による、車椅子への乗せ方について説明を受けました。

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最後に、頭のケガの止血、膝の止血、腕の固定などの応急処置に使用する三角巾の使用についての説明を受け、その後実際に体験しました。

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学校法人星美学園での防災体制の整備については、こちら


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星美(せいび)学園短期大学


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2024年度 星美祭について【本部企画】「星美オリジナル★ポケットサンド」の販売について

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星美祭まであと1ヶ月!本部企画をご紹介します。

『とんかつまい泉』さんのポケットサンドを、短大キャラクター「ピーノ」がデザインされた「星美オリジナル」のポケットサンドとして星美祭で販売します!

10月5日(土)・10月6日(日)
両日とも限定30個販売します。

無くなり次第、終了です。ぜひお買い求めください。

販売場所:星美祭本部(短期大学1階正面玄関)


星美学園短期大学 星美祭実行委員2024

2024年9月 6日 (金)

2024年度 星美祭について【星美祭ポスター】デザイン決定!

2024年10月5日(土)-6日(日)に開催する「星美祭 2024」のポスター、パンフレットのデザインが決まりました!

現在、星美祭の準備が始まっています。

星美祭、おたのしみに!

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※画像をクリックすると拡大します。


星美学園短期大学 2024星美祭実行委員

2024年9月 4日 (水)

【学長からのメッセージ2024.9】「やまゆりの思い出」

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星美学園短期大学 学長 阿部健一


 「やまゆりの思い出」

 私の記憶の中にある最初の花の思い出は、母が作った小さな花壇です。

3歳の頃、両親が住み込みで働いていた日暮里から谷中の小さな家に引っ越しました。(リヤカーに、私と布団とアイロンを乗せて、父が前になり、母が後になって、寛永寺坂をゆっくりと登っていく夕暮れの情景は、なぜか切ない思い出として残っています。)

その家は、六畳の和室と三畳の土間だけの、路地奥の小さな家でしたが、裏には日当たりのよい小さな空き地がありました。そこに、母が小さな花壇を造ったのです。そこに咲いた花たちを見たとき、うれしさで一杯になりました。それが、私の人生の、最初の花の思い出です。 

私の人生の中で、最強の花の思い出は、祖母が摘んだやまゆりです。理由は、そのやまゆりが、祖母の、健ちゃん(私)への愛情そのものだったからです。

父の実家が秋田の山間にある農家で、私は、小学生のころから大学生の頃まで、夏休みの何日かを父の実家で過ごしました。

私が訪れるたび、祖母は、一本の大きなやまゆりをガラスの花瓶に飾ってくれました。そのやまゆりは、日当たりのよい山道の端に、毎年、大輪の花を咲かせていました。それを、祖母が、私のために摘んできてくれるのです。

が、実は、その立派なやまゆりが、私は、大の苦手でした。その香りが、私には、キツすぎたのです。

「飾ってほしくないな」

これが正直な思いでしたが、そんなこと祖母には言えませんでした。

「健ちゃんは、お花が大好きだ。あの立派なやまゆりを飾ってあげたら、健ちゃんは、きっとよろこんでくれるに違いない」

もう、そう信じきって、私のために飾ってくれるのですから。

あのやまゆりは、今、どうしているのでしょうか。今も、健ちゃんのために自分を摘みに来る“ばっぱ”を、夏の日差しの中で、待っているのでしょうか。

【関連記事】 学長が語る 障がい児保育 第1回~第8回(最終回)


https://www.c.seibi.ac.jp/

【ブログ】学長からのメッセージ


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星美学園短期大学

2024年8月30日 (金)

9/11-13 サーバーメンテナンスについて

【全学生・全教職員】
サーバメンテナンスについて

<期間>
2024年
9月11日(水)終日※日程が追加になりました。
9月12日(木)終日

9月13日(金)終日

<内容>
311教室、301教室、LL教室の端末機器 利用できません。
短期大学ネットワークサーバー(304) アクセス(接続)できません。
「student」 などのフォルダ アクセス(接続)できません。

ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願いいたします。

2024/08/30

情報ネットワーク委員会


星美学園短期大学 
SEIBI Gakuen College

2024年8月 6日 (火)

【図書館】展示企画2024年度第2回

マリア・モンテッソーリについて③

-子どもの姿から考案された算数道具-

期間:2024年8月~11月

担当:星美学園短期大学教授 井出麻里子

モンテッソーリ教育の創始者であるマリア・モンテッソーリは、医師として知的障がい児の療育法の研究で成功したのち、就学前の健常児を対象とした教育法を開発し、いわゆるモンテッソーリ・メソッドを構築しました[1]。その後、彼女は、小学生のための教具開発に着手しました。完成した教具を実際に子ども達に紹介した際、その場にいた4歳くらいの子ども達が算数の教具に興味を示しました。小学生と同じように教具を用いて夢中になって活動する幼児の姿に彼女はとても驚き、子ども達が求めているならと、幼児向けの算数教具を制作することにしました。

4歳児はなぜ算数教具に熱中したのでしょう。一つには、その時期の子どもは、数や図形などに自然と興味をもつものだからです。幼稚園教育要領にも、日常生活の中で、数量や図形に関心をもつことに言及されています。幼児にとって算数教具は数的な興味・関心を自然と寄せる対象だったのです。

また、展示されている教具は、実際に手を動かして活動するもので、「感覚教具」と扱い方は同じです。感覚教具の「長さの棒」と算数教具の「算数棒」を比較してみると、太さ・長さはまったく同じで、「順番に並べる」という活動そのものも同じです。「算数棒」は赤と青で交互に塗られているので、「数える」ことができます。感覚教具での活動経験がある子どもにとっては、算数教具はとくに難しいものではないのです。

このように、モンテッソーリの算数の教具は、実際の子どもの姿から考案され、「動きながら学ぶ」という幼児の学び方に即して作られているのです。

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<参考文献>

① M.モンテッソーリ著 中村勇訳 『子どもの発見』 日本モンテッソーリ教育綜合研究所 2003年② H. ハイラント著 平野智美・井出麻里子共訳 『【全改訂】マリア・モンテッソーリ-その言葉と写真が証す教育者像-』 東信堂 1999年

<展示されている算数教具>

・算数棒と数字カード

・砂数字版

・錐形棒

・数字と玉

・金ビーズ(1,10,100,1000の紹介)

[1]

マリア・モンテッソーリについて➀-知的障がい児との出会い― 

マリア・モンテッソーリについて②-「注意力の集中現象」の発見-

2024年7月30日 (火)

【高大連携】東京都立小台橋高等学校1年生対象の「キャリア教育」を開催しました。

高等学校との連携活動(高大連携)の一環として、今年度も2024年7月25日(木)に、東京都小台橋高等学校1年生対象の「本物体験(家庭科)」を星美学園短期大学にて行いました。

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① 保育体験「赤ちゃんのお世話体験」

本学教授:打越みゆき先生にご担当いただき、3名の学生スタッフも一緒に高校生をサポートしました。

「赤ちゃんのお世話体験」では、まず自分で方法を考えながら抱っこをし、その様子を自分のスマートフォンで動画撮影をしてもらいました。

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次に、先生から「横抱っこ」の方法を教わり、同じように抱っこしている様子を動画撮影をしてもらいました。

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振り返りタイムでは、教わる前と後の動画を見比べて、抱っこの仕方の何が変わったのか考えてみました。

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とてもスムーズにできたので「縦抱っこ」にも挑戦。

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「横抱っこ」と「縦抱っこ」の特徴も知ることができました。


途中の休憩時間には、学生スタッフと一緒に校内の見学を行いました。

続いて、もう一つの保育体験は、

② 保育体験「特別支援教育の教材体験」

本学専任講師:竹森亜美先生にご担当いただきました。

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特別支援教育では、どのような考え方をするのか、どのような教材を使うのか、最初に映像を観ました。

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次に本学の1年生が製作した教材で実際に触って遊んでみたりしながら、楽しく体験しました。

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小台橋高等学校の皆さん、猛暑の中、星美学園短期大学にお越しいただきありがとうございました。

短い時間ではありましたが、幼児教育・保育の学びに少しでもお役に立てたのであれば幸いです。


星美学園短期大学 03-3906-0056(代)

@seibi‗college  @SEIBI_college

2024年7月29日 (月)

令和6年7月25日からの大雨による災害により被害を受けた学生等への支援策について(日本学生支援機構)

独立行政法人日本学生支援機構による、災害被害を受けた学生等への支援策について情報が公開されています。

災害救助法適用地域の詳細は、独立行政法人日本学生支援機構によるWebサイトなどでご確認ください(適用地域は随時更新されます)。

 

独立行政法人日本学生支援機構Webサイト

【令和6年7月25日からの大雨による災害により被害を受けた学生等への支援策について】

https://www.jasso.go.jp/about/press/jp2024072601.html

 

【主な支援策】

1.災害救助法適用地域の世帯の学生等に対する給付奨学金の家計急変採用、貸与奨学金の緊急採用・応急採用

2.奨学金返還者からの減額返還・返還期限猶予の願出

3.居住する住宅に半壊以上等の被害を受けた学生等への支援金(JASSO災害支援金)

(申請には、罹災証明書が必要です)


星美学園短期大学 事務部 奨学金担当

【お知らせ】短期大学★夏期休業期間の事務窓口取扱時間

2024年726日(金)~9月16日(祝・月)事務窓口取扱時間は、下記のとおりです

ただし、休業日に該当する土曜日は、窓口業務は行いません。 

7月27日(土)、8月3日(土)、8月10日(土)、

8月24日(土)、8月31日(土)、9月14日(土)

※8月10日(土)~18日(日) は休業日

詳細は、短大HP 開校日カレンダーからご確認ください。

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夏期休業期間中の事務窓口取扱時間

7月26日(金)~9月16日(祝・月) 月~金・・・8:50~15:00 

9月7日(土)・・・8:50~14:00 

※土・日・祝日・・・休止(9月7日を除く)

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9月17日(火)より、通常どおりの 8:50~17:00となります。

〔更新日 2024年7月21日〕


星美学園短期大学
TEL 03-3906-0056 (代)

@seibigakuen 
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学長メッセージ・特別編「学長講話:後編」

今回の学長メッセージは、学長メッセージ特別編として、7月22日(月)に行われた「学長講話」の内容を前・中・後編として、まとめましたので、ぜひご一読ください。

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お待たせしました!後編です。

前編の内容はこちらから

中編 の内容はこちらから


 では、私たちはどのようにしたら、心の中に「愛」を持てるようになるのでしょうか?

 キリスト教では、「愛」は、人間が創り出すものではなく、神さまからいただくものと考えます。では、どうしたら、私たちの心の中に、神様の愛をいただくことができるのでしょうか?ということになります。

結論からいうと、それは「自分を捨てることによって」です。

わかりやすく説明するために、私たちの心を、1つの「器」と考えてみます。今、この「器」が、自分のことだけで一杯になっているとき、神様の愛は、この「器」の中に入ることができません。自分のことだけで目一杯なので、神様の愛を受け入れる余地がないのです。しかし、逆に、「器」から自分のことを捨てていけば、空いたところに、神様の愛が、自然に入ってくることになります。神様の愛は、いつも、みなさんの器(つまり心)の中に入りたがっているからです。

神様の愛を器に受けるためには、ただ器の中から「自分のこと」を捨てていけばよいのです。ではどうしたら、器の中から、自分のことを捨てることができるのでしょうか?

その答えは、皆さんご存じの、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の中にあります。

 「アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシ、ワカリ、ソシテワスレズ」の一節です。

ものごとを考えたり、判断したりするときに、「自分第一」「自分優先」ではなく、自分のことは勘定に入れずに、あるいは、自分のことは後回しにして、あるいは、自分のことはいったん脇において、考えるということです。

そうすることによって、器の中から自分のことを捨てていくことができます。

といいますと、反論があるかもしれません。

・・・いやいやいや、ちょっと待ってくださいね。

自分のことを勘定に入れなかったり、自分のことを後回しにしたりしたら、自分が損するだけじゃないですか?!

・・・いやいやいや、この世界だいたい逆になります。

自分のことを後回しにする人の方が、むしろ得をすることが多いのです。最後には得をしている。これが人生の不思議な真理です。

・・・いやいやいや、ちょっと待って。

自分のことを心の中から捨てていったら、自分が自分でなくなってしまうではないですか?・・・これも、ちがうのです。自分を捨てれば捨てるほど、実は本当の自分になっていくのです。自分と思える自分となっていけるのです。「自分第一」「自分優先」で生きている自分は、実は本当の自分ではないからです。これも人生の不思議な真理です。

とは言っても、みなさんは若いですから、自分を勘定に入れないで物事を考えるということは、なかなかハードルが高いかもしれません。私も若い頃は、自分のことばかり考えていました。

そこで、今日は、特別に、自分を捨てることを意識しなくても、心という器の中に、神様の愛をいただくことができるお祈りを、みなさんに教えることにします。

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お祈りする気のない人も、ぜひ、メモしてください。

では、言います。

 「神さま、あなたの愛が、私を通して、周りの人たちに表されますように、そして、私の言葉と行いが、いつも愛からのものでありますように」

男子の場合は、「私」ではなく、「俺(僕)」でもいいです。

「神さま、あなたの愛が、俺(僕)を通して、周りの人たちに表されますように、そして、俺(僕)の言葉と行いが、いつも愛からのものでありますように」

カッコいいですよね!

さて、これから夏休みに入ります。このお祈りは、みなさんの夏休みを素晴らしいものにしてくれると思います。

ぜひ、よい夏休みをお過ごしください。


星美学園短期大学 学長メッセージ