専攻科対象:労働関連講話「社会人として働き出したら」
2024年1月20日(月)の「幼児保育キャリア演習Ⅲ」の授業では、保育士BOOKの講師の先生をお招きし、「労働関連法講話」を実施いたしました。
この講話では、学生たちが来春4月から社会人となるにあたり、知っておくべき労働法や社会保険について分かりやすく丁寧にお話ししていただきました。
社会人として働き始める前に、雇用契約時に受け取る「労働条件通知書」をしっかり確認することの重要性について教えていただきました。
社会人としての心構えや責任について、また、社会人に求められる4つのこと(時間の管理、責任、「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」、主体性)についても事例を通して詳しく教えていただきました。
労働法、給与、社会保険の基礎知識、社会保険の役割と重要性について、自身の労働環境や生活を守る制度について解説していただきました。
学生の感想
◯今回の講話を通じて、「働く」ということへの実感を深めることができ、社会人としての心構えを学ぶことができました。これから社会人生活をスタートする上で、労働法や社会保険は、自身を守るための制度であることを理解しました。
◯内定をいただいたから終わりではなかったことを理解しましたた。求人票と、労働条件契約書の内容が一致しているかを確認することの大切さを教えていただきました。
◯先日、就職先から労働条件通知書が届きましたが、見方がよく分からなく保留になっていました。今日の講話で労働条件通知書の重要性、給料明細の見方、就業規則について学ぶことができて良かったです。
◯今回の授業を通して印象に残ったことは、「自分らしく働くこと」というメッセージをいただいたことです。4月から社会人になるということで不安も大きいのですが、この短大で出会った仲間たちが、それぞれの場所で頑張る姿を想像すると、とても励まされます。また、ずっと目指してきた場所で働くことができることは本当に嬉しいことであり、私自身も精一杯つとめたいと思っています。
◯労働法の話の中で保険や労働条件について学んだことは非常に実りある内容ばかりでした。この資料は今後のために大切に保管し、活用したいと思います。
◯3年間を通して、キャリア支援の授業を受け、相談にのっていただいたことで自分に合った園を選ぶことができました。これから先、何が起こるか分かりませんが、キャリア演習で学んだことを思い出し、自分らしく働きたいと思います。
キャリアセンターより
短期大学での3年間を通じて、皆さんが社会に出るためのキャリア支援を実施してきました。そして、今回がその支援の最後の授業となりました。本日の授業で学んだ知識は、社会人として安心して働き続けるために、そして自分自身を守るために大切なポイントです。
これまで学んできたことを糧に、自信を持って社会人としての第一歩を踏み出してください。
また、社会人生活では、一つひとつの出来事や経験の積み重ねが非常に重要です。自分らしさを大切にしながら、前を向いて歩み続けることで、きっとキャリアアップを実現できるはずです。
困難に直面することもあるかもしれませんが、そんな時にこそ一人で抱え込まず、周りの人々と支え合うことが大切です。これまで学んできたことに自信を持ち、自分自身の可能性を信じてください。キャリアセンターは、皆さんを心から応援しています。
幼稚園教諭・保育士・特別支援学校教諭の取得を目指す
星美(せいび)学園短期大学
SEIBI Gakuen College
幼児保育学科
専攻科幼児保育専攻