【図書館】絵本特集コーナーを更新しました
今回の絵本特集コーナーのテーマ 「かえる」 梅雨の季節となりました。雨といえばカエル! フランスでカエルは雨の守り神、日本でも縁起物とされています。 そんなカエルは時には心優しい主人公、時には意地悪な脇役となり、 童話にもたびたび登場します。 なぜか悪者でも憎めないところがありませんか? いろいろなカエル本を揃えましたので、 是非、図書館にお越しください。 |
今回の絵本特集コーナーのテーマ 「かえる」 梅雨の季節となりました。雨といえばカエル! フランスでカエルは雨の守り神、日本でも縁起物とされています。 そんなカエルは時には心優しい主人公、時には意地悪な脇役となり、 童話にもたびたび登場します。 なぜか悪者でも憎めないところがありませんか? いろいろなカエル本を揃えましたので、 是非、図書館にお越しください。 |
今回の絵本特集コーナーのテーマ
「はるいろ」
ドキドキ! わくわく!
新生活が始まりました。
季節を彩ってくれるのは、咲きほこる花々。
暖かな陽気に誘われて、思わず出かけたくなりますね。
散歩やピクニック、春色の絵本を集めました。
タイトル:なぜ?どうして?は学びの第一歩
期間:2019年4月~7月
担当:星美学園短期大学専任講師 大井 美緒
3歳~5歳くらいの子ども達は「なぜ?どうして?」がいっぱいです。日常生活の中で子どもたちは「見たもの」「聞いたこと」に多くの疑問を抱き、「なぜ?どうして?」と大人が簡単には答えられないような質問を次から次へと投げかけてくることが少なくありません。大人は困ってしまうかもしれませんが、これは子どもの好奇心の表れで探究心にも繋がる姿なのです。
「信号はどうして青、黄色、赤なの?」「携帯電話で話ができるのはなぜ?」そう言われると「確かに!!」と思いませんか?少なくとも私はそう思った一人です。つまり、私たちは日常にあるあらゆることに関して、何気なく理解しているつもりになっているだけで実はよくわかっていないことは多々あるのです。
さて、上記のような質問を子ども達にされたらあなたはどう答えますか?
答えがわかっていていれば、その答えを教えてあげる方法ありますが、すぐに答えを教えるのではなく、「一緒に考える」という方法もあります。答えがわからない時は「何でだろうね。どうしたらわかるかな」と一緒に調べたり、「先生調べておくね。○○ちゃんもお家の人に聞いたり調べたりしてみてね」と提案してみたりするのも一つの方法です。大事なことは、大人がすぐにきちんと答えられるかどうかではなく、子どもが疑問に思ったことを肯定的に受け止めるということです。そして、一緒にその疑問に向き合うことです。
ところで皆さんは最近「なぜ?どうして?」と感じたことありますか?そして、そのこといついて調べたり誰かに聞いたり、納得がいくまで取り組みましたか?大人になるにつれて、疑問を抱くことが少なくなり、あらゆる事象について「そういうもの」や「当たり前」などと捉えてしまいがちです。疑問に思ったとしても「面倒だしまぁいいか」と消化してしまうことも多いのではないでしょうか?疑問を抱くことは、恥ずかしいことではなく、子どもと同様好奇心の表れであります。「なぜ?どうして?」は年齢問わず学びの第一歩です。まずは、これまで当たり前と捉えてきたことについて「なぜ?どうして?」の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
参考文献
『楽しく遊ぶ学ぶ ふしぎの図鑑』白數 哲久 監修 2011年 小学館
『チコちゃんに叱られる』NHK「チコちゃんに叱られる!」制作班 編 2019年 小学館
『チコちゃんに叱られる なぜ、ひととわかれるときにてをふるの?』
海老克哉・文 オオシカケンイチ・絵 2019年 文溪堂
2月2日(土)~4月7日(日)まで春期休業期間といたします。
休業期間中の開館は、次の通りです。
開館日 :(開館日カレンダーを参照)
時 間 : AM9:00~PM4:00
1年生および専攻科へ入学予定の方へ
1月21日(月)より、春期休業用貸出を以下のとおり開始します。
貸出冊数 : 8冊
返却日 : 4月8日(月)
卒業予定者(2年生および専攻科生)
最終貸出日 1月18日(金)
最終返却日 2月1日(金)
お問い合わせ先:図書館 03-3906-0056(代)
タイトル: 古くて新しい伝承あそび 2
期間:2018年12月~3月
担当:星美学園短期大学准教授 打越 みゆき
保育の現場で日本の伝承あそびが取り入れられるようになり、少しずつ子どもたちが伝承あそびをするようになってきました。本学で私が担当している専攻科の授業「幼児教育研究 乳幼児のあそびと健康教育」でも、けん玉やあやとり、コマ回しやお手玉をしています。そんなにきつくなさそうに見えますが、どのあそびも集中力が必要ですし、けん玉やお手玉では意外にも腕の力が必要で、「腕が痛い~」と叫びながら練習する学生もたくさん。その甲斐あって「児童館での実習で役立った!!」と喜んで報告してくれる学生もいます。けん玉などはアメリカをはじめ、諸外国でも盛んに行われており、世界大会が開かれ、たくさんの技が磨かれています。なかにはプロのけん玉師としてスポンサーが付くほどの活躍をしている人もいるそうです。
平成29年に告示された「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」(以下、3法令)では、身近な環境との関わりに関する領域「環境」において、「日常生活の中で、我が国や地域社会における様々な文化や伝統に親しむ」ことが明文化され、取り扱われることになりました。伝承あそびは、子どもたちにとって最も身近で親しみやすい日本の伝統といえるでしょう。「まずは、先生があそべるように」と、前出の授業の他に、「幼児体育」の授業で「花いちもんめ」や「かごめかごめ」「あぶくたったにえたった」「とおりゃんせ」「おしくらまんじゅう」など、たくさんのあそびを取り入れています。「知っている人?」と質問すると手を挙げる人はクラスで2,3人。授業であそんでみて、「あっ、これ、子どもに教えてあげたい!」と思ってもらえれば私も嬉しいです。
参考文献
『子どもに伝えたい伝承あそび』 小川 清実著 2001年6月 萌文書林
『独楽』 安藤 正樹著 2003年4月 文渓堂
『お手玉』 大西 伝一郎著 1997年9月 文渓堂