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2016年8月 1日 (月)

図書館展示企画2016年度 第2回

タイトル:季節感を取り入れた生活~秋バージョン~

期  間:2016年8月~11月

担当者:星美学園短期大学専任講師 大井美緒


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 皆さんは、日ごろどれほど季節を感じているでしょうか。

 おそらく、季節に合った服装をはじめ、春は「お花見」、夏は「海」や「プール」に「花火大会」、秋は「食欲!」 そして、冬は「クリスマス」や「お正月」といった感じではないでしょうか。私自身も学生の頃は季節感ということに意識を向けて過ごしてはいませんでした。

 しかし、幼稚園で働くようになった途端、季節感というのが生活に密着したものへと変わりました。園生活は四季折々の行事を取り入れながら保育をしDscf0026ていきます。「季節により自然や人間の生活に変化のあることに気づく」註1「自然などの身近な事象に関心をもち、取り入れて遊ぶ」ということが保育内容「環境」註2の内容で掲げられていることから、保育の中で季節感を取り入れていくことの重要性がわかります。

 秋は気候的に非常に過ごしやすく、園外保育に一番適していると言えます。近隣の公園にどんぐりや松ぼっくりなど拾いに行く園も多いのではないでしょうか。子どもは「集める」ということが大好きです。「どんぐりや松ぼっくりを拾いに行こう!!」ということになれば、夢中になって競うようにして探します。

 子どもにとってこれだけでも楽しいできごとですが、これだけでは保育者の力不足となります。やはり、せっかく拾って帰ってきたのであれば、名前を調べたり、どのようにしてこのような実になるのか興味や関心がもてるようにしたり、それらを遊びに取り入れていけるように環境を整える工夫をしていくことが大切です。そのためには、まずは保育者がその物に対しての知識を持っていなければなりませDscf0025んので、時間のある時に、季節の植物や昆虫などに関しての知識を増やしておくといいですよ。

 まずは、この秋、皆さんもどんぐりや松ぼっくりを拾いに行き、クリスマスに向けてリースなどを作成してみてはいかがですか?自然の物はあたたかみがありおしゃれですよ!!  

(註1.2 「幼稚園教育要領」 文部科学省) 


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