2年生 特別講義③「デイリープログラムと職員の連携」が行われました!!
少し前のことになりますが、
2月16日、2年生対象のオンライン特別講義③
「デイリープログラムと職員の連携 幼稚園と保育園の違いってなあに?」が行われました。
今回、ゲストティーチャーは前回に引き続き、
NPO法人 こども発達実践協議会代表理事
日本保育士研修センター講師であり、
実際に認可保育園の園長として現場に立たれている
河合清美先生です。
講義では、まず保育園の複数担任制のクラスのデイリープログラムを見せていただきました。
デイリープログラムというと、1日の流れを1列で書かれたものが普通ですが、
3人の保育士さんを1列ずつに動きを書いて並べてみると、あら不思議!!
3人の保育士さんがどのように連携をとっているのかまで見えてきます。
また、学生が乳児クラスで責任実習をさせていただくと
「先生に指示するなんてできない…」と難しく感じますが、
バスケットボールの試合を例にとって
「指示を出すのではなく、パスを出すイメージ」と
図を使いながら、とてもわかりやすく教えてくださいました。
【学生の感想】
今回の講義を受けて改めて、保育は子どもの人生を預かる重要な場所であることがわかりました。子どもの基礎を作るためにも、私たちが子どもの選択する機会を奪うのではなく増やしてあげることが必要であると強く思いました。
「嫌」と言う子どもをどのように誘うかという話では、「メリハリ」という言葉が出てきました。私が考えていたメリハリは、良い・悪いを伝えることだと思っていましたが、河合先生のお話を聞くと、そうではなく、プラスな言葉をかけるということでした。プラスな言葉によって子どもも動くことができ、メリハリにつながっていくことがわかりました。
(2年生 Eさん)
デイリープログラムで、3人の保育士が並行して行っている実際の支援を、詳しく知ることができて良かったです。子どもの個々の生活ペースに合わせて保育を行う上で、保育者の連携がとても大切だと思いました。資料のデイリープログラムを見ると、常に保育士が子どもを見ていて、子どもから目が離れる時がなく、さすがだと思いました。
また、園全体でパスをし合ってゴールを目指すことを心に留めて、丁寧な言葉選びや、一つひとつの保育を大切に行えるよう、なによりも保育者間の連携を大切にしたいと思いました。
(2年生 Fさん)
特別講義①「運動発達と遊具(巧技台)」⇒こちら
特別講義②「保育事例検討」 ⇒こちら
特別講義④「保育現場における臨機応変の対応」⇒こちら
特別講義⑤「保育所の果たす役割とは?」⇒こちら
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星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College (共学)
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