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2021年3月

2021年3月31日 (水)

2年生 特別講義⑤「保育所の果たす役割とは?」が行われました

少し前のことになりますが、

2月25日、2年生対象のオンライン特別講義⑤

「保育所の果たす役割とは?」が行われました。

 

ゲストティーチャーは菊地翔豊(きくち しょうぶ)先生

16歳でニュージーランドへ留学。

主体性をはぐくむニュージーランドの教育を受けた原体験から、

20歳で認可外保育園、21歳で認可保育園の経営者に

事業を続けながら慶応義塾大学総合政策学部に入学し、現在在学中。

ITを活用した保育の取り組みを進めている、学生と年の近い26歳の先生です。

 

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先生が用意してくださったスライドは2時間で約100枚。

保育所が地域で果たす役割や、

主体性をはぐくむ保育の重要性

多くの国々の保育を視察された時の話

世界からみた日本の保育のこれから、について熱く語ってくださいました。

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先生が手がけてらっしゃる保育園や

フランスやオーストラリアの保育園のたくさんの写真、

時には、ちょっぴり難しい保育に関わる海外の論文も解説してくださいました。

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保育の学びはどうしても自分がかかわっている子どもと保育園に目が行きがちですが、

今回は視野を広くし、

「保育所の果たす役割」について学ぶことができました。

 

【学生の感想】

私は将来、小規模家庭保育室を開設したいと思っているので、今回の講義で保育者として保育所としてあるべき姿について学ぶことが出来て本当に良かったです。今まで、「こうしてみたい」と何となくでしか考えていませんでしたが、今回の講義を通して、子どもだけでなく保護者や地域の方々と向き合っていく事が大切であることを忘れずに、保育の専門性を高めていきたいと思います。

(2年生 Iさん) 

 

 海外と日本の保育の違いは、その国の生活やニーズに合った保育が行われているからこそ生まれているのではないかと思いました。日本の中でも、幼稚園と保育所での違いがあったり、一つひとつの園によって理念に違いがあったりなど、様々な違いがあるので、保育って面白い、もっと知りたいと感じました。また、保育において大切な①主体性②非認知能力③アタッチメント(愛着形成)を学び、私は保育者として、子どもが自分で考えたり行動したりすることを意識したり、子ども一人ひとりを受け止めて認めたり、子どもの要求や気持ちを読み取って対応していったりなど、保育者として子どもの目線や立場に立った「良質な保育」をしていきたいと思いました。

 (2年生 Jさん) 

※特別講義①~⑤の感想は、学生A~Jとしました(イニシャルではありません)。

特別講義①「運動発達と遊具(巧技台)」⇒こちら

特別講義②「保育事例検討」 ⇒こちら

特別講義③「デイリープログラムと職員の連携」こちら

特別講義④「保育現場における臨機応変の対応」⇒こちら


幼稚園教諭保育士特別支援学校教諭の取得を目指す
星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College 
幼児保育学科  
専攻科幼児保育専攻

新2年生 入学セレモニー、ガイダンスを行いました

昨年、新型コロナ感染症の感染拡大のため、やむなく入学式が中止となりました。

そこで、3月30日、履修ガイダンスに先立ち、

58期生の呼名、学長式辞、大学歌演奏、校章授与

という内容で入学セレモニーを行いました。

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この後、授業に関するガイダンスを行い、

多くの学生は履修登録まで済ますことができました。


幼稚園教諭保育士特別支援学校教諭の取得を目指す
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2年生 特別講義④「保育現場における臨機応変の対応」が行われました

少し前のことになりますが、
2月19日、2年生対象のオンライン特別講義④
「保育現場における臨機応変の対応」が行われました。

ゲストティーチャーは前回に引き続き、
NPO法人 こども発達実践協議会代表理事
日本保育士研修センター講師であり、
実際に認可保育園の園長として現場に立たれている
河合清美先生です。

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今回の講義では、なかなか普段の授業では学ぶことができない、
保育中に生まれる「隙間時間」の対応方法
河合先生のおススメは「わらべうた」です。

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たくさんのわらべうたを、実際に河合先生が歌ったり動いたりしながら、
隙間時間にどのようにわらべうたを取り入れ、子どもたちと関わるか教えてくださいました。
また、途中、トイレットペーパーの芯で人形を作ってくださり、
人形を動かしながら歌ってくださいました。

【学生の感想】
わらべうたの歌詞は昔の生活に密着していて、歴史があるものだということが分かりました。わらべうたの歴史について興味を持ったので、調べて歌詞の意味を知り、より思いを込めて歌うようにしていきたいと思います。また歌うだけではなく、歌いながら遊ぶことで子どもの発達を促していることが分かりました。指先をつまむこと、手を開いたり閉じたりすることが神経を刺激し、子どもの発達につながることは知らなかったのでとても驚きました。ただ遊んでいるだけではないのだと改めて思いました。
講義を聞いて、保育中は子どもに指示して隙間時間をただ待ってもらうことが多くなってしまっていると思いました。わらべうたを歌うことで子どもと一緒に楽しく待てるのは素敵だと思います。学生の内から引き出しをたくさん増やして、現場に出た時に活かせるようにしたいと思います。
(2年生 Gさん) 

「座学での学びを実践で活かす」ために知っておきたい保育の工夫や考え方、心構えについて深く学ぶことができたと感じています。保育をもっと良いものにしたい、素敵な保育者を育てたいという気持ちが、講義の中での河合先生の言葉選びや伝え方、表情などから画面を通してとても感じることができ、今後の実習や短大での学びへの意欲の向上に繋がりました。また、3日間の講義を通して保育に関する学びだけでなく、社会人として自分はこうありたい、こんな風に職場の中で活躍したいといったような自分の未来像を想像することができました。
(2年生 Hさん)

 

特別講義①「運動発達と遊具(巧技台)」こちら

特別講義②「保育事例検討」 ⇒こちら

特別講義③「デイリープログラムと職員の連携」こちら


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2021年3月30日 (火)

2022年度用 星美学園短期大学大学案内が完成しました。

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2022年度入学者用 星美学園短期大学の大学案内が完成しました。

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4月1日(木)以降に資料請求された方から、順次発送いたします。
 
なお『入学者選抜要項』は現在製作中です。それぞれ発行・発送時期が異なります。
 
資料請求の際はご注意ください。
 
『入学者選抜要項』は6月中旬頃の発送・配布予定sign01
 

 
 星美学園短期大学入試広報センター

新専攻科生 入学セレモニー、ガイダンスが行われました

3月29日 新専攻科生の入学セレモニーとガイダンスが行われました。

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履修ガイダンスに先立ち、

新専攻科生の呼名、学長式辞、大学歌演奏という内容で入学セレモニーを行いました。

引き続き、専攻科での授業に関するガイダンスを行い、

多くの学生は履修登録も済ますことができました。

いよいよ専攻科生として星美学園短期大学での最後の1年がスタートしました。


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2年生 特別講義③「デイリープログラムと職員の連携」が行われました!!

少し前のことになりますが、

2月16日、2年生対象のオンライン特別講義③

「デイリープログラムと職員の連携 幼稚園と保育園の違いってなあに?」が行われました。

 

今回、ゲストティーチャーは前回に引き続き、

NPO法人 こども発達実践協議会代表理事

日本保育士研修センター講師であり、

実際に認可保育園の園長として現場に立たれている

河合清美先生です。

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講義では、まず保育園の複数担任制のクラスのデイリープログラムを見せていただきました。

デイリープログラムというと、1日の流れを1列で書かれたものが普通ですが、

3人の保育士さんを1列ずつに動きを書いて並べてみると、あら不思議!!

3人の保育士さんがどのように連携をとっているのかまで見えてきます。

 

また、学生が乳児クラスで責任実習をさせていただくと

「先生に指示するなんてできない…」と難しく感じますが、

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バスケットボールの試合を例にとって

「指示を出すのではなく、パスを出すイメージ」

図を使いながら、とてもわかりやすく教えてくださいました。

 

【学生の感想】

今回の講義を受けて改めて、保育は子どもの人生を預かる重要な場所であることがわかりました。子どもの基礎を作るためにも、私たちが子どもの選択する機会を奪うのではなく増やしてあげることが必要であると強く思いました。

「嫌」と言う子どもをどのように誘うかという話では、「メリハリ」という言葉が出てきました。私が考えていたメリハリは、良い・悪いを伝えることだと思っていましたが、河合先生のお話を聞くと、そうではなく、プラスな言葉をかけるということでした。プラスな言葉によって子どもも動くことができ、メリハリにつながっていくことがわかりました。

(2年生 Eさん) 

 

デイリープログラムで、3人の保育士が並行して行っている実際の支援を、詳しく知ることができて良かったです。子どもの個々の生活ペースに合わせて保育を行う上で、保育者の連携がとても大切だと思いました。資料のデイリープログラムを見ると、常に保育士が子どもを見ていて、子どもから目が離れる時がなく、さすがだと思いました。

また、園全体でパスをし合ってゴールを目指すことを心に留めて、丁寧な言葉選びや、一つひとつの保育を大切に行えるよう、なによりも保育者間の連携を大切にしたいと思いました。

(2年生 Fさん)

特別講義①「運動発達と遊具(巧技台)」⇒こちら

特別講義②「保育事例検討」 ⇒こちら

特別講義④「保育現場における臨機応変の対応」⇒こちら

特別講義⑤「保育所の果たす役割とは?」⇒こちら


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2021年3月29日 (月)

2年生 特別講義②「保育事例検討」が行われました!!

少し前のことになりますが、

2月12日、2年生対象のオンライン特別講義②「保育事例検討」が行われました。

 

今回のゲストティーチャーは、

12月、1月に専攻科で講義をしてくださった 

NPO法人 こども発達実践協議会代表理事

日本保育士研修センター講師であり、

実際に認可保育園の園長として現場に立たれている

河合清美先生です。 

 

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講義では、河合先生が保育をするにあたって大事なことを

わかりやすい「基本の『かきくけこ』」と表現してくださいました。

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保育の事例を検討するにあたって、

この『かきくけこ』の順に

実際のドキュメンテーション形式の記録を見せていただきながら解説してくださいました。

 

話には聞いたことがあるドキュメンテーション形式の記録ですが、

実際にどのようなものに記録して、どのように活用していくのか、

保育現場での実践を知る機会はなかなかありません。

とても貴重な学びとなりました。

 

【学生の感想】

すごく勉強になりました。ドキュメンテーションについては慣れるまでは書くのが大変そうだと感じましたが、書くことを前提に保育することで、保育中も気付きが増え、視点を変えて見ることができるのではないかと思います。また、ゴールを設定せず、子どもの思うままに活動を楽しみ、保育者は反応を観察記録するという考え方がすごくいいと思いました。河合先生のような園長先生のいる園で働きたいと思いました!次の講義も楽しみです。

(2年生 Cさん) 

 

保育の基本の「かきくけこ」は、様々な学びの場で度々大切だと教わっていたことですが、今日の講義で改めてその大切さを学ぶことができました。特に、計画が自分の中で大きな学びになりました。「子どもの姿に合わせて工夫できる幅のある計画を」というお話がありましたが、この言葉と自分の幼稚園教育実習での責任実習を照らし合わせてみると、私は自分がこなすことで精一杯の計画だったと感じました。

「子どもの姿に合わせて工夫できる幅のある計画」は保育者になり多くの経験をすることで身につく力だとは思いますが、自分の経験と照らし合わせてみるとその難しさや大切さをより実感し、身につけたい力だと思いました。また、そのためにも観察軸を子どもにして、子どもの観察を丁寧に行っていきたいと思いました。(2年生 Dさん)

 

特別講義①「運動発達と遊具(巧技台)」⇒こちら

特別講義③「デイリープログラムと職員の連携」こちら

特別講義④「保育現場における臨機応変の対応」⇒こちら

特別講義⑤「保育所の果たす役割とは?」⇒こちら


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2021年3月24日 (水)

保育の星美☆3月20日(土)春のオープンキャンパス・レポート

こんにちは、入試広報センターです(^0^)/

3月20日(土)に行われたオープンキャンパス・レポートです。

感染予防のため、手指の消毒、マスクの着用を参加者の方にもお願いしています。


開始前には、公式チャンネル星美学園短期大学をいくつか上映しました。

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「3つの密」に気をつけながら、全体会がスタート。

本学学長 阿部健一先生がパワーポイントを利用してはじめにご挨拶いたしました。

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次に、パワーポイントで学科紹介、2022年度選抜情報について紹介しました。

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感染予防のため、教室を移動して、~保育に関する遊びを体験してみよう~を行いました。

幼稚園教諭免許を既に取得した学生スタッフが教育実習で実際に製作したおもちゃを、製作手順書も添えて準備しました。

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参加した高校生や受験生は、学生の解説を受けながら「保育のおもちゃ」を上手に製作しました。

保育に関する遊びを少しだけ体験していただきました。

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次に、本日のスペシャル企画!卒業生による本音トークイベントを行いました。

3月に卒業したばかりの卒業生が、星美短大で取得した資格や学び、就活などについて本音で語ってくれました。

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たとえば、「就活の時に何が一番大変でしたか?」という質問に、「求人が一人あたり100件以上あり、その中から選ぶのが大変でしたcoldsweats01」という回答などなど。大変楽しいトークショウでした。


教員との個別相談会は3階ラウンジ(ラウラルーム)で入試個別相談会を行いました。

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学生スタッフも高校生や保護者の方の質問や疑問に丁寧に答えました。

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今後の開催予定について

4月24日(土)はオープンキャンパスを14:00~16:00にて予定しています。

事前申込制、定員35名にて、現在、お申し込み受付中。

なお、現時点では開催を予定しておりますが、新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、開催を中止させていただく場合があります。

詳細につきましては、必ずホームページで確認をお願い致します。 

2021年3月20日 (土)

【重要:20210320更新】2021(令和3)年度「前期」授業について

学生の皆さんへ

2021(令和3)年度の「前期」授業は、2020(令和2)年度から引き続き、「対面」と「遠隔」により実施します。

詳細は、3月下旬の「ガイダンス」にて説明いたします。

感染状況により、変更することもありますので、学生連絡網「e-pa」または本学のブログ等を随時確認してください。


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星美学園短期大学
コロナ対策チーム

2021年3月16日 (火)

2年生 特別講義①「運動発達と遊具(巧技台)」が行われました

少し前の話になりますが、

2月10日、実際に保育士対象の研修を行ってらっしゃる

巧技台メーカー・オオニシ体育株式会社の渡邊駿介様Photo_2

NPO法人presents理学療法士の押川武将様

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2年生対象にオンラインpc「運動発達と遊具(巧技台)」について講義をしてくださいましたhappy01

  

講義では、

さまざまな巧技台の紹介

子どもの運動発達や姿勢

巧技台の活用法について、

豊富な映像資料を使って解説してくださいました。Photo_5

また、オンラインでしたが、バスタオルやペットボトルを使って姿勢の体験をしたりrun

巧技台を実際に子どもが体験している様子を動画で見せていただいたり

巧技台の組み立て方を見せていただいたりしました。

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幼児期までに身につけておきたい動きが巧技台で18種類も体験できるそうですeye

初めて巧技台を知った学生も多く、

「自分が小さい頃にやってみたかった」という声もたくさん聞かれました。

 

【学生の感想】

 初めは巧技台という名前も知りませんでしたが、実習園に巧技台の土台があり、今回の講義を通して使い方を知ることができました。巧技台の使い方を通し、運動は子どもの健やかな成長のために様々な経験を通して行うことが大切なことが分かりました。また、ペットボトルやタオルを使って実際に力の加減やバランス感覚の違いを体験でき、面白かったです。〈Aさん〉

 

今回の講義を受け、巧技台は現代の子どもの運動不足や発達の遅れを補うような、様々な役割を果たしているのではないかと感じました。私自身、幼稚園に通っていたときに、体操の時間に巧技台のようなもので遊んだ記憶があります。現場で巧技台の組み合わせを行う際には、今日習ったことを思い出し、意味のある組み合わせで子どもたちが使えるようにしていきたいと思います。〈Bさん〉

特別講義②「保育事例検討」 ⇒こちら

特別講義③「デイリープログラムと職員の連携」こちら

特別講義④「保育現場における臨機応変の対応」⇒こちら

特別講義⑤「保育所の果たす役割とは?」⇒こちら

                      

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