03_学科・専攻科

2021年12月 7日 (火)

2年生「保育・教職実践演習」:保育園の園長先生による講義「気になる子どもの行動の理解と対応」

「現場の先生から学ぶ!」シリーズ第3弾

11月18日、2年生の「保育・教職実践演習」で

「気になる子どもの行動の理解と対応」について学びました。

講師は2021年2月の保育実習の特別講義でもたくさんの講義をしてくださった

NPO法人 こども発達実践協議会代表理事
日本保育士研修センター講師であり、
実際に認可保育園の園長として現場に立たれている
河合清美先生です。

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たくさんの保育現場でのエピソードを話してくださいました。

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また、「着替えてね」という言葉がいかに抽象的で難しいかということを

実際に学生にマイクを回して一緒に考えてみました。

着替えるにはまず服を脱ぐことから。

でも、「服を脱ぐ」だけでも

「右手を抜く」「左手を抜く」「頭を抜く」

…と数えていったら、

「服を脱ぐ」から「服を着る」までの「着替える」に含まれる動作は

なんと約20種類!!

「着替えてと言ったのに、いつまでたっても着替えられない」

それはそうですよね。

「着替え」に20もの動作が入っていたら、

子どもがどうしていいかわからないのは当然!!

「子どもが気になる」という前に、自分の使っている言葉が適切なのか

「自分の言葉を気にする」ということが大切だと学びました。

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幼稚園教諭保育士特別支援学校教諭の免許・資格取得を目指す
星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College 
幼児保育学科  
専攻科幼児保育専攻

 

2021年12月 3日 (金)

2年生「保育・教職実践演習」 星美学園幼稚園の先生から学ぶ「幼保小の接続」

「現場の先生から学ぶ!」シリーズ第2弾

11月11日、2年生の「保育・教職実践演習」で

「幼保小の接続」のテーマについて学ぶ機会がありました。

同じ学園内の星美学園幼稚園の教頭先生にいらしていただき、

幼稚園で行われている小学生との交流についてお話を伺いました。

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「大きな戸惑いなく、喜んで就学を迎えて欲しい」という想いから、

幼稚園児と小学生の子ども同士の交流や保育者と教師の交流、

そして情報共有を行っているそうです。

小学生への憧れを抱いていく様子や、

「小学生になったら…」という期待が高まっていく様を、

たくさんのお写真とともに話してくださいました。

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授業の後のレポートから学生の感想をいくつか紹介します。

・幼稚園教育実習の際には見ることができなかった保育者の仕事について、

学ぶことができて良かったです。

小学校、地域、保護者との様々な連携・協力のもとで、

保育が成り立っているのだと実感しました。

・今まで座学で幼小の接続の大切さなどは学んでいましたが、

実際に交流するといってもどのように行われているのか知りませんでした。

今回、写真なども見せていただきながら説明を聞き、

幼稚園と小学校の交流の大切さについてメールじることができました。

・過去に自分も同じような体験をしたことを思い出しました。

当時は不安な気持ちもありましたが、期待をもって小学校に就学できたのは、

今日の講話のような先生方の配慮のおかげだったのだと改めて気付くことができました。


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幼児保育学科 / 専攻科幼児保育専攻

2021年11月26日 (金)

「キリスト教学」の時間に【追悼セレモニー】を行いました(1年生)。

未だ完全に終息したとは言えないコロナ禍にあって、今年も全学上げての「追悼ミサ」は見送り、1年生が2クラスに分かれて「キリスト教学」の時間に【追悼セレモニー】に参列しました。

以下が写真と参加した学生たちの感想からの抜粋です。Dsc_0998Dsc_1014

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◆素敵な音楽が流れるとても神聖な場所で、貴重な体験ができてよかったです。今までにない体験だったので新鮮でしたし、少し不思議な感覚になりました。他の学校では体験できないようなキリスト教の文化に触れ、追悼セレモニーに参加することができてよかったです。

◆追悼セレモニーに参加して、亡くなった方々のためにお祈りをすることが出来ました。共同祈願では、亡くなられた幼い子ども達や、新型コロナウイルスによって困難の中にある世界や、苦しんでいる人々のためにお祈りをすることが出来ました。

◆共同祈願で、「永遠の幸せに入る」という言い方が印象に残りました。虐待や、大人の不注意による事故がなくなってほしいと思いました。

◆普段、きちんとした形で追悼する機会は無いので、自分たちが今当たり前のように日常を送れていることを当たり前だと思わないようにしようと思いました。

◆誰かのお葬式などではなく、死者を追悼するという行為が初めてで、どういう気持ちになるのか自分でも分からなかったのですが、自分の親族などを思い出して、神様や亡くなった方を思うと共に、今生きている人をも思う心が出てきて、落ち着いた気持ちになりました。

◆追悼セレモニーに参加して共同祈願の際に全員で「神よ、わたしたちの祈りを聞き入れてください」と祈ることによって、神に少しでも思いが届く感じがしました。

◆キリスト教では亡くなった方々のためのお祈りをここまでしっかりと行っているのだと知りました。また、亡くなった方々だけでなく、この世にいる全ての方々のことも祈るところがキリスト教の良いとこだと感じました。

◆人それぞれ、心にかけている亡くなった方がいると思います。その人のことを思い浮かべ、個人的に祈ることももちろん大切ですが、追悼セレモニーでは参加されているすべての人たちの心にかけている亡くなった方々が、天国での安らぎを得るように共に祈ることが大切であると分かりました。また、共同祈願を通して具体的に私達の共通する望みを唱えられ、とても感慨深く感じました。

◆亡くなってしまった人達や、今苦しんでいる人達に対して向き合う時間があってよかったと感じました。また、感謝の気持ちを忘れずに健康で幸せな生活を楽しみたいです。

◆教室で座って聖書を読んでいる時よりも、聖堂で聞くと重きが違うと感じました。

◆今日は、追悼セレモニーに参加しました。お墓参りでは無く、死者のために祈る機会だったので少しワクワクしました。海外の映画などでしか見たことがなかったので、このような機会に体験することが出来て嬉しかったです。

◆追悼セレモニーを通して今までに亡くなられた方やその事に寂しさを感じる方に思いを馳せて、優しく温かい気持ちで祈りを捧げ、聖歌を歌うことが出来ました。死が終わりでなく、次のあの世で復活したあとのことを考え、今を生きる人や、亡くなった方が安らかな気持ちで生活できるよう祈ることができ、心を落ち着かせて参加出来た。亡くなった方やそのことを寂しいと思う方のために祈る場があることが幸せで、優しい考え方だと感じた。

◆死後の世界について今まであまり考えたことがなかったので、今回の授業がよい機会になりました。そして追悼セレモニーを行うことで、亡くなった方々のことを思い出すことが出来るよい機会だと思いました。また、心が落ち着く環境を作ってからお祈りをすることで、きちんと亡くなった方々に向き合いながらお祈りをすることが出来たと思いました。


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星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College

幼児保育学科 / 専攻科幼児保育専攻

2021年11月24日 (水)

2年生「保育実習指導Ⅰ(保育所)」保育園の園長先生による「保育実習に向けての心構え」

「現場の先生から学ぶ!」シリーズ第1弾

11月5日、2年生「保育実習指導Ⅰ(保育所)」の授業で

星美学園短期大学のお隣の東京都北区赤羽北保育園の園長先生から

「保育実習に向けての心構え」についてお話を伺いました。

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実際の保育実習では、なかなか聞くことができない実習に向けての心構えや、

0歳児から5歳児クラスの様子を写真入りでたくさんお話をしてくださいました。

学生からは

「実習前に不安に感じていたことについて知ることができた」

「あらためて、挨拶や笑顔は大事だということを学んだ」

という感想が寄せられましたpencil


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星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College

幼児保育学科 / 専攻科幼児保育専攻

2021年11月22日 (月)

専攻科・授業紹介「子どもの食と栄養Ⅱ」

2021年11月16日(火)
保育士資格取得を目指している本学専攻科幼児保育専攻の学生が履修している「子どもの食と栄養Ⅱ」(担当教員:近藤 渚)の授業の一環で、雪印メグミルク株式会社より講師2名をお招きし「食育ミルクセミナー」を実施いたしました。

前半は「カルシウム摂取の大切さについての講義」、後半は「実際に保育園児や幼稚園児を対象に行っている食育セミナーのデモンストレーション」をしていただきました。

<当日の授業様子>

taurus 布で実物大の牛を表現していました

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taurus 1頭の牛からとれる牛乳の量を
牛乳パックの数で表現していましたYuki02_2

  

保育現場で、実際に、保育園児や幼稚園児に食育を行う時の言葉遣いや媒体を使った表現の方法など、勉強になることが沢山ありました。

学生たちは、熱心にメモをとりながら、とても楽しそうに参加していました。

学生たちが、将来「先生」となった時、今回学んだ内容を活かそうと思ってもらえたら嬉しいです。


◆幼稚園教諭二種
◆保育士(3年制養成課程)
◆特別支援学校教諭二種(知・肢・病)
教職免許・国家資格の取得を目指す

SEIBI GAKUEN College
星美学園短期大学

☆幼児保育学科
☆専攻科幼児保育専攻

2021年10月29日 (金)

保育実習Ⅰ(施設)の学内実習を行いました。

コロナ禍のため、例年6月頃に行われる保育実習(施設実習)が行えなかった学生のため、星美学園短期大学内にて保育実習Ⅰ(施設)を行いました。
 
 
下記の写真は、障がいまたは発達の遅れのある幼児と保護者の通所サービスを行う児童発達支援センターを想定した部分実習(ロールプレイ実習)の様子です。

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今回の授業では、児童発達支援センターの元職員の方にご指導いただき、概要説明を受けた上で、グループ指導の計画、教材づくり、リハーサル、実践、振り返りを行っています。

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写真は部分実習の実践(模擬保育)の様子です。
学生は、実習生役、子ども役、保護者役、観察役をそれぞれ担当しています。
 
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この手作りカードの写真は、児童養護施設職員の講話(外部講師の方)に対するお礼のメッセージカードです。

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児童養護施設で暮らす子どもたちの様子と職員の対応について、職員の方に教えていただきました。


幼稚園教諭・保育士・特別支援学校教諭の取得を目指す

星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College

幼児保育学科/専攻科幼児保育専攻

2021年10月19日 (火)

防災訓練を行いました

星美学園短期大学では防災への取り組みとして、 毎年避難訓練を行っています。

今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、学年ごとに実施しています。

今年度の第2回として、10月18日に2年生、専攻科生が、火災時の対応方法を学ぶため、消火器体験訓練を行いました。


消火器の取扱い方法と、火災時には「火事だ!」と声を発し、周囲に知らせることの重要性の説明を受けた後、

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水が入っている消火器を用いて、火に見立てた的に当てる体験を行いました。

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幼稚園教諭保育士特別支援学校教諭の取得を目指す
星美学園短期大学 SEIBI Gakuen College 
幼児保育学科  / 専攻科幼児保育専攻

2021年9月28日 (火)

専攻科生 保育実習Ⅱ(保育所)に行ってきました②

コロナ禍に始まったこの専攻科生の3回の保育実習…。

なかなか現場に出ることができませんでしたが、

保育所の皆様のご協力のもと、

多くの専攻科生が9月に保育所での実習を終了しました。

現在実習待機中の学生も、すべて現場での実習を予定しています。

6 ※写真はイメージです

《保育実習Ⅱ(保育所) 学生の感想より~実習の様子》

実習課題に挙げていた、養護と教育が一体となって行われる保育や、

生活や遊びを通して行われる保育について学び、

実習中に実践することができました。


3歳クラスの遊びの時間、

子どもたちがおままごとをして遊んでいる時、

食べ物屋さんになりきっている子どもがいました。

私は、近くにいた子どもに、

「食べ物屋さんまでおつかいしてくれますか?」と声を掛け

「りんごを3つとバナナを2つ、合わせて5つお願いします」と頼み、

様子を見守りました。

子どもは食べ物屋さんの子どもに注文を伝え、

食べ物屋さんの子どもも友達と数を確認して、

子ども達はおままごとをしながら

数に触れることができたように感じました。

Inked__li※写真はイメージです


この関わりをしようと思ったのも、

保育士が遊びの中で、足し算や文字の練習を促す様子を

実際に実習中に見ることができたからです

子どもは、早くて朝の7時半から、

遅いと夜の7時過ぎまでの時間を保育園の中で過ごします。

安心して生活を送ることができるように保育士に甘えたり、

居場所を求めたりする子どもの姿を受け止めながら、

集団で過ごすときのルールを身に付け、

小学校に向けた文字や数へ興味を持てるように環境を構成し、

適切な言葉掛けをすることが保育士には求められるのだと学びました。

私もそのような保育ができる保育士になれるよう、

今回の実習での経験や発見、学びを活かして

勉学と保育の引き出し作りに励みます。

(専攻科 Tさん)


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幼児保育学科  / 専攻科幼児保育専攻

https://www.seibi.ac.jp/college/

(2019年度から男女共学になりました)

本学における遠隔授業紹介:ICT機器設備の更新

本学では、「新型コロナウイルス感染症」に対応する必要性を鑑み、学生の通学による「密閉・密集・密接」(三密)を避けるため、本年度(2021年度)のICT関連事業として、2階普通教室(213,214,215室)の教卓のマルチメディア化と拡声機器の導入、3階LL教室のディスプレイモニターの更新を実施いたしましたので、お知らせいたします。

9月8日(水)に、教職員を対象とした説明会(普通教室)がオンラインを併用して実施されました。
1↑ 2階普通教室における説明会の様子

9月22日(水)に、2階普通教室において、遠隔授業が実施されました。

0922↑ 遠隔授業(同時双方向)オンライン配信風景
1年全員対象科目「幼稚園教育実習(事前事後指導を含む)」

9月22日(水)に教職員を対象とした説明会(LL教室)がオンラインを併用して実施されました。

Ll1↑ LL教室説明会の様子

111↑ LL教室説明会(オンライン併用)

Ll2↑ LL教室後方より(全体的な様子)

8月下旬に、遠隔・自宅学習を支援するためノートPC5台が増設されましたので、あわせてお知らせいたします。

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幼児保育学科 
専攻科幼児保育専攻

2021年9月25日 (土)

専攻科生 保育実習Ⅱ(保育所)に行ってきました①

コロナ禍に始まったこの専攻科生の3回の保育実習…。

なかなか現場に出ることができませんでしたが、

保育所の皆様のご協力のもと、

多くの専攻科生が9月に保育所での実習を終了しました。

現在実習待機中の学生も、すべて現場での実習を予定しています。

Photo※写真はイメージです

《保育実習Ⅱ(保育所) 学生の感想》

自分は保育者に向いているのか考えた時に不安に感じたこともありました。

しかし、子どもの人数だけその個性やかわいさが溢れて、保育は素晴らしいと思いました。

保育士の方々が、反省会の時に、

「実習初日から責任実習でやりたいことを考えてきて、計画性や意欲を感じた」

「アドバイスを素直に聞き入れて保育に活かそうとしていた」

「子どもとの関わりも、日を重ねるごとに表情が柔らかくなったり、言葉掛けのレパートリーも増えた」等、褒めてくださいました。

初めから完璧な保育者になれないことは当たり前ですが、

自分の良さや、日々学ぶ姿勢を大切に、必ず保育現場に立って、

子どもたちのために一生懸命な保育者になりたいと強く思いました。

(専攻科 Iさん)

17279※写真はイメージです

1日の責任実習はとても精神的にもきつく大変でした。

ですが、帰りの会での1日の振り返りの時に、

子どもたちが主活動で行ったキノコの製作の作品を

「〇〇ね〜、パパとママと、おばあちゃんとおじいちゃんと、おにいちゃんに見せるの!」

と笑顔で私に話してくれ、

「頑張って良かったな」と思うと同時に、

さらに保育者として子どもと関わりたいと思いました。  

今回の保育所実習での経験を今後にしっかりと活かしていきたいです。

(専攻科 Sさん)


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幼児保育学科  / 専攻科幼児保育専攻

https://www.seibi.ac.jp/college/

(2019年度から男女共学になりました)